2008/12/28

香港X'mas年末

香港生活も気がつけばあと残り一ヶ月ほどになってしまった。
帰国前に、というのと年末年始ということもあり、日本から友人がたくさん遊びに来てくれる予定。最後に自分もまた観光客気分になって香港を味わいなおしてみようかなと思うのだった。

最近の話

◆ 年末と温度
香港 では X'mas は1月過ぎても続いていくため、飾り付けや音楽はまだまだ
X'mas。
なんて長いのだ。

バスの行き先を示すサインにもMerry X'masサインが出ている。
そして、それに消されているのもあり、新年といえば旧正月のため、あまり年末ムードが盛り上がらない。

個人的には、寒くないというのも盛り上がらない要因の一つ。

昨日、ビーチでは何人もの人が泳いでいた。監視員までいた。
寒くないとはいえ、たいしたものである。

海沿いの街には半袖短パンの人もいれば、皮ジャンに身を包んだ人もいる。
季節感もなんだか盛り上がってゆかない。

◆ 新聞記事
先日の香港のとある新聞の一面記事が「とある家族が飼い猫に噛まれた」であった。再現図つきで、一面の半分くらいを飾っていた。なんて平和なのだろう。

◆ 政府CM
政府の予算編成に対して一般の人の意見が欲しい、というTVCMが流れていた。「どうせ庶民の声なんて無視するんだろう」というのは正しくない認識なので、是非とのことであった。
本当ならすごいな。共産主義国の一部とは思えない。

2008/12/25

インフルエンザ啓蒙

在香港日本国総領事館からのお知らせメールは、最近は鳥インフルエンザ関連が多い。感染した鶏がよく見つかっている香港ならではである。

日本が世界に先駆けて大流行になるという意識はあまりなく、日本ではあまり話題になっていないけれど、世界流行になれば

>日本国内の被害予想は、羅患者数は全人口の25%、入院患者数は
>53-200万人、死者17-64万人とされています。

と、恐ろしい数字がこのメールには並んでいる。

SARS の教訓もあり、感染症に関する啓蒙活動はここでは盛んである。
日本でももう少し取り上げられてもいいような気がした。

以下、お知らせメールの内容
——————————————————————————
鳥・新型インフルエンザに関する講演会(11月28日開催)の主要点

2008年12月24日
在香港日本国総領事館

 11月28日、在上海日本国総領事館の平松医務官による鳥インフルエンザ及び新型インフルエンザに関する講演会が日本人倶楽部において行われました。その主要点は次の通りです。

1.鳥・新型インフルエンザとは
 鳥インフルエンザ(中国では禽流感)は、元々は鳥が感染するウィルスによる病気です。それが最近ではヒトの感染例もみられるようになり、2003年11月以後だけで世界中で387名が感染し、その約6割の245名の方が亡くなっています(2008年9月10日現在)。
 インフルエンザウィルスは、数十年という周期で突然変異を起こし、ヒトからヒトに感染する新型インフルエンザウィルスとなることがあります。人類には抗体(免疫)がなく、そのために全世界的な大流行(パンデミック)を引き起こすことがあります。過去には1918年のスペイン・インフルエンザ、1957年のアジア・インフルエンザ、1968年の香港・インフルエンザなどの流行を引き起こし、全世界で数百万から数千万人の犠牲者を出したことで知られます。近い内にこの突然変異が起こり新型インフルエンザが出現し、再びパンデミックが起きるのでは、と恐れられています。現在可能性が高いのは鳥インフルエンザのH5N1型です。

2.フェーズ
 「WHO Global Influenza Preparedness Plan(WHO世界インフルエンザ事前対策計画)」では、パンデミックが起こる前からパンデミックがピークを迎えるまでの状況を6つのフェーズに分類して、それぞれの対応等を規定しています。(ヒト−ヒト感染が血縁者に限られ、他人間では確認されていない今の状態はフェーズ3です。)
 ひとたび、他人間のヒト−ヒト感染する新型インフルエンザウィルスが発生してフェーズ4になった際、ウィルスの伝播を抑えるため、人の移動制限等が行われますが、この局地的封じ込めに失敗したら、交通機関が発達した現代社会で、しかも免疫のない我々人類の間では世界同時多発で大流行が起こることが予想されます。
 日本国内の被害予想は、羅患者数は全人口の25%、入院患者数は53-200万人、死者17-64万人とされています。

3.インフルエンザの感染様式と予防
 インフルエンザの感染形態は、飛沫感染と接触感染です。咳によりウイルスを含んだ微水滴は口から約2メートル飛散します。人は1日約80回自身の顔面を手で触ります。インフルエンザに罹った人が咳をする際に、口を押さえた手でドアのノブ等を触り、そのノブを触った次の人が汚染した手で顔を触ることで感染します。これが接触感染です。予防の方法としては、インフルエンザに罹った人は咳エチケットを守る(テッシュで口を覆い、人のいない方向に向かって咳をし、汚染したテッシュは捨てる)、マスク(注1)をする(飛沫を防ぎ感染を広げない効果もあります)、手洗い(注2)及びうがいを励行する等が有効です。
(注1)マスクは、サージカルマスク(不織布で出来た蛇腹状使い捨てマスク)を正しく装着する。鼻の形状に合わせマスク上部のワイアをを固定し、蛇腹を開いてあごの下まで覆う。
(注2)手洗いは、手の甲、手指の間、親指、手のひらのしわと指先、手首を10秒以上行う。

4.防御用品の準備
 新型インフルエンザの流行に備え、各事業所やご家庭で次のようなものを準備しておくことが望ましいです。
(1)消毒薬(塩素系、アルコール系)
  基本的に手で触れるもの全て(ドアノブ、電化製品のリモコン、トイレの排水ボタン等)を消毒する。吐瀉物を拭き取った後も消毒してください。
(2)体温計、サージカルマスク、使い捨て手袋、石けん、液状ソープ、ポリ袋などの備蓄

5.日本政府の対策
 新型インフルエンザ対策ガイドライン作成(平成19年3月、厚生労働省)
 内閣に対策本部設置(平成19年10月)
 抗インフルエンザ薬の備蓄
 ワクチンの生産(プレパンデミックワクチン)
 空港などでの水際対策を行うための法整備
 鳥インフルエンザを2類感染症に追加
 関係庁、自治体の参加を得て訓練
 企業、事業所での準備
 家庭で出来る予防法の啓蒙

6.インフルエンザについて詳しくお知りになりたい方は、http://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/bird.html#20070129 をクリックしてください

2008/12/16

最後のコンサート / チャリティーであること

先の日曜に SAR Philharmonic の子供向けコンサートが終了。
いつも練習しているインターナショナルの小学校にて、2回に分けて(体育館が狭いから)軽い曲の公演。初見の曲もあったけれど、最小の練習で本番を迎えるのは手馴れたもののオケなので、何事もなく終了。司会が乗せるがうまいこともあり、子供はとっても活動的。演奏の質はあまり問われないだろう混沌状況、盛り上がりだった。
香港人と西欧人が半々くらいだった記憶だが、どちらも日本の小学生よりも積極的な感じがした。

このオケ、運営がとてもしっかりしていて、演奏者にストレスがかからないようになっていて、関心する。参加するほうにとっては、いいことがたくさん。
・ 参加費&打ち上げただ
・ 香港カルチャーセンターのホールで演奏できる
・ 会場手配、トラの準備など気にかける必要なし
・ 製本された状態で譜面が配られる
・ 休憩時間にはスナックや飲み物が用意されている

以上の状況を作った/作る運営側の労力には頭が下がる。

そして、ここの運営側のうまいと思ったところは、チャリティーという形態をとったことである。
チャリティーコンサートとすることで、アマチュアでしかも練習も満足にできていないこともある演奏で、それなりのチケット代を取ったり(以前無料っぽといと言ったが撤回)、プロの演奏家をただで呼ぶことができている。そこで集まったお金でホールや打ち上げなどの経費も出すことができる。これが演奏者のモチベーションにつながっている。そして、社会貢献に結びついている、ということで演奏する方も聴くほうも気持ちがよい。

ちょっといやらしい言葉になるが、このオケでは、好きな曲をいい演奏家を集めていいホールで演奏したい、という趣味的な欲求を、チャリティーという形をとることでうまく実現させてしまっているとも言える。

払ったお金が全部寄付されていることを期待している人にとっては若干の裏切られ感があるかもしれないが、それを知らなければ基本的には関わる人すべてが幸せになるシステムである。これはいい構造を作ったなあと思う。

これは、すごい人脈と資金力とやる気のある主催者が集まったから走り始めることのできたものであるが、日本でもこういうのができればよいなと思った。

これで、香港における演奏会は終了。
香港で一番のホールで2回も演奏できたし、なかなかのオケ生活が楽しめた。

日本でもまたオケやってもいいかなという気に。

2008/12/15

インド旅行記&写真

ようやくインド旅行記書き終えました。
インド旅行はネタや思うところが多くなるのを豊富な暇時間でだいたい書ききってしまったので分量が多いです。
http://www5.pf-x.net/~tosh/travel/india.html

こちらは写真。
ブッダ・ガヤーでたくさんいい写真を撮ったのに、盗まれてしまったのが残念でなりません。
http://picasaweb.google.co.jp/toshirai/India#

2008/12/11

X'mas 教会で演奏

12/9 X'mas 奏会
ークトラム乗り場のすぐ横にある立派な教会ST. JOHN'S CATHEDRAL でXmasコンサート。
X'mas 関係のチャリティーコンサートを色々な団体が行うというものであった。 来ている人のほとんどは、イギリス人っぽかった(見た目と話し方から推定)でアジア人は多分1割もいなかったので、その筋の行事だったのかもしれない。

我々は弦楽器主体。例年は単体で演奏をしているようだが、今年は全員参加の賛美歌の4部を弾くだけ。ビオラはテナー部分だが、ヘ音記号読み替える方法を久々に思い出した。知っている曲が多く、X'mas 気分を満喫できて楽しかった。

*インド旅行記
メインとなるバラナシまで終了。

2008/12/08

現地オケにまた参加

さて、7月から11月まで参加させていただいた香港の日本人オケの演奏会が終わった。

(こちらの話はまた改めて)

もうオケ活動は無理かなと思いきや、先に参加させてもらっていた The SAR
Philharmonic の教会クリスマスコンサート と子供向けコンサートが12月にあるので、また参加させてもらうことに。日本でもクリスマス、子供向けコンサートをたくさんやってきしこれからもやりそうなので、こちらのやり方から学ぶよいチャンスでもある。

先週、練習に行った時にはちょうど曲が決まったところで、譜面が並んでいた。これが、短い曲ばかりであるが10曲ほど、全パート簡易ながら製本済みで、このオケのすごさをまた実感した。

先日、香港フィルを聴きに行ってそのパンフレットの後半、組織運営や協賛者なんかを眺めていたら、このオケの主催者が香港オケ界の重鎮中の重鎮っぽいことが分かった。
彼の持つ人脈、経済力、魅力などなど、それがこのオケをドライブさせているんだなあと思った。

時間通りに行くと5人くらいしかいなくて、「あれ、今日は全体練習なんですよね??」という、いつもの状況。本番でいきなり人が増えそうだ。

その日は、次週に教会でコンサートがあるんでてっきりその練習と思っていたのだが、クリスマスっぽい曲は全然ない。
話を聴くと、「来週の演奏会は練習なしの本番だよ」とのこと。
多分、賛美歌なのでとっても簡単なんだろう。にしても、平日夜の演奏だから当日のあわせもなさそうだし、一発勝負とはやるねえ。

休憩時間に、指揮者の方が私のことを覚えていてくれて「君、ブログでこのオケのこと書いているよね。見つけちゃった」と話かけてきた。「そ、そうですが なぜ分かったのですか?」と答えつつなんかよからぬこと書かなかったか一生懸命思い出し。

このオケ、結構露出が少ないらしく、試しに"The SAR Philharmonic" で google 検索すると1ページ目にここが出てしまっている。しかも、このブログは困ったことに、URL に思いっきり私の本名が想定できるので、関係者ならすぐ誰か分かってしまう。

ヘタなこと書けまへん。

2008/12/06

最後のコインに祈りを込めて

香港の高層マンションには各階にゴミ捨て場があり、24時間好きなときにさくっとゴミを捨てにいけるという、お気楽主夫生活のお気楽度を向上させる便利な制度が備わっている。
ゴミは毎日1度は回収に来てくれる。

うちはゴミ捨て場に近い位置にあるので回収係が来るのを察しやすいのだが、ここ2日間、彼(彼女)は大音量の音楽と共にやってきている。50階くらいをゴミ回収して回るのだから夜といえど音楽でも聴かないとやっていられないだろう。

理解容易。

しかし、その曲が二日ともチェッカーズの「涙のリクエスト」であるのはなぜなのだ。
しかも、2日ともイントロから聴こえてきた。

2008/12/01

インドから帰る ヤラレタ

27日帰国の予定でしたが、本日帰国しました。

なぜ遅くなったかというと、インドを愛してしまって・・・とかではなく、ガヤで出会い

コルカタまで一緒に旅行した自称ネパール人に、帰国日に睡眠薬を飲まされて物品を
取られる&2日間意識が飛ぶという事件に巻き込まれ、警察行っていたりしていた
ためです。
2日一緒にいたよしみか、パスポートを残してくれたので、なんとか今日帰ってこれました。

インドの睡眠薬は強力なのでへたしたら命に関わっていたのでまだましでしたが、
彼のことを怪しいと思いながら信じてみたのに裏切られたのもショックだし、現地人を

人の信用度を試してみようと警戒心を徐々に緩めていた自分にも後悔しています。

さすがのインド。色々と思うところがあったのでまた旅行記書きます。
とりあえず帰国のご報告まで。

2008/11/14

インド行く

ようやく秋が来た。
生秋刀魚のない、金木犀の香らない、けれど空気が心地よく、雨の少ない秋。
こんな時期に海外に行くのは勿体無いのだけれど、気がつけばもう3ヶ月で仕事再開。

ここは、暑さも収まってきたインドに行くしかありません。

ということで、ビザと航空券を取って 11月17日-27日でインドに行ってくることにした。

インドはこれまで何度も行こうと思って頓挫した計画。
前回はビザまで取ったもののバンコクで航空券が取れないというありがたい状況で断念したのだった。
航空券は、「エアインディアのデリー直行 -6時間」と「シンガポール空港の乗り継ぎ便&オープンジョー(デリーinコルカタout -8〜9時間+乗り継ぎ2時間)がほぼ同じ値段(3300+TAX1900-2200
HKD前後)だったので、後者にした。

ビザは未だ事前取得が必要。値段は 65HKDと日本より少しだけ安い。提出は平日午前、受け取り時間が夕方の30分だけと制限激しいのは日本と同じ。

今考えているのはいわゆる北インドゴールデンコース
デリー → ジャイプル → アーグラー → バナーラス(ベナレス) & サールナート→ ブッダガヤー →コルカタ
といくつもり。

咳が止まらず、健康状態が未だよくないのでどうかとも思ったが、今のは生活病で、外で動き回っていたほうが直る、に賭けてみることにした。

なぜ17日出発かというと、16日にオーケストラの演奏会があるからですぞ。

2008/11/11

ビクトリアハーバーでバタフライ


とうとう香港にも秋が来たので外歩きが気持ちよい。
と、香港島と九龍半島を隔てるビクトリア湾に面するブロムナードを歩いているとなんとおじさんが泳いでいた。
しかもバタフライ()。感動した。

ビクトリアハーバーでバタフライをする(精神的技術的総合)難度はお台場以上ガンジス川未満と言われている。

2008/11/10

海洋公園に行ったか

香港でディズニーランドよりも人気の高く、有名なテーマパークである海洋公園に行ってみた。

正午過ぎに到着した時には、あまり人はおらず拍子抜けだったが、そこは朝の遅い香港。午後遅くなるほどに人の量は増え、後半に行った水族館内なんかは大変な人口密度。人々は容赦なく押してくるので大変である。
同様に水族館の水槽内も大変な魚口密度。中にいた魚たちは野生では見ないような太ったのが多く、でぶちんなカメやイーグルレイなどにびっくりした。

そして、定番、アシカとイルカのショーを見る。
内容はだいたいお決まりのとおり。
そういえば高校生の時に遠足でこういうのを見に行ったなというのを思い出した(多分、須磨海浜水族園)。しかし、"そういえば"レベルでしか思い出せない。海洋生物に特に人生で一番興味がなかった時代だからか、びっくりするくらいに記憶が薄い。

後は、遊園地的なものは人が多いのでパスして、寝ているパンダを見て、クラゲ水族館を見て将来クラゲを飼ってみたいなあと改めて思ったりして帰途へ。16時過ぎであったがそれから入園する人がたくさんいた。

夕方に見終わると昼ごはんもちゃんと食べていなかったので腹ペコ。
昼ごはん、おやつ、夜ご飯を兼ねてしまえということで、帰りに質が高いという噂
J.W.マリオット のアフタヌーンティーに行ってみた。

値段は他のホテルのものより高い(260HKDくらい)が、それだけの違いは確かにあった。

ごはんもランチビュッフェとして通用する充実度だし、飲み物の種類も尋常ではない。色々と試してみたかったが、頼むとポットが大きいため処理しきれない。結局オーダーする飲み物は1種類のみ。でも、カウンターでもらえるおいしいフレッシュジュースを色々といただいた。
お腹一杯。

一応(恒例にしようとしてなっていない)ハイティーの評価を書いてみる。
味 ★★★★
種類 ★★★★★
サービス ★★★★
雰囲気 ★★★★
ビュー ★★★★
コストP ★★★★

2008/11/07

コピー文化

先日、Nintendo Wii のゲームを買うべく香港の秋葉原といわれる電気街に行った。
とある店でソフトを「いくら?」と聴くと、考えられないくらい安い値段を言われた。

思わず「え、何でそんなに安いの?!」と言ってしまった。

そうしたら、店員さんは「正規のが欲しいの?正規は○○ドルだよ」と。
店先に並んでいるのはきちんとパッケージされた正規品ぽいものなのに、値段を聞くと海賊版の値段を先に教えるとは、さすが香港である。

詳細を聴くと、
・ コピーソフトを使うにはまずハードの改造が必要。改造は650HKD(高い!)
・ コピーソフトは裏にたくさんあるのでなんでも安いよ。

とのことであった。
へえ、と思いつつ正規品ソフトを買って帰った。

ところで、香港ではゲームが大人気。
レストランでも、家族で食事中でも子供は携帯ゲームをしている、というシーンをよくみる。
先日、その子供のゲームソフトを注視したら、それがコピーゲームっぽいことが分かった(DS にささっていたカートリッジに micro SD がささっていた)。
小さな子供だったので多分大人が手配したのだと思うが、大人が海賊版を子供に確信犯で買い与えるって道徳教育的にいまいちなのではと思わなくもなし。

2008/11/03

波乗り

ダイビングと離島ビーチでの水の綺麗さに、香港の海はおなか一杯になったつもりだったが、大浪灣(Big Wave Bay)という波乗りをして遊べるビーチがあるということで、ボディ
ボードでもやるかと行ってみた。

場所は香港島の南東。バスを乗り継いで1時間くらい。周囲は山で囲まれていて、ハイキングを楽しんでいる人も多数。

ビーチは規模は大きくはない。サーファーがたくさんいて少々危険。
11月だというのに、まだ気温は暖かい。
更に、海水温度は季節が遅れるので真夏並みの27℃ほどあり、ラッシュガードを来ていると、耐寒性能の悪い私でもまったく寒さを感じなかった。

波はそれほどは大きくない(九十九里浜程度の印象)ので、本気のサーファーには物足りなさそうだったが、ボディボードは、十分に楽しめる。
私はボディボードは初めてだったので、最初はいまいち乗れなかったのだが、コツを覚えたら楽しくなっていった。

スポーツ(仕事とかもだけれど)はなんでも最初の吸収期が一番楽しい。

3時間近くノンストップで遊んだら筋肉痛&ぐったり。

楽しかった。また行きたい。

海も山も空港も海外(といっても中国本土&マカオ)も1時間以内でさくっといける香港ってやっぱり世界有数の便利 CITY だと感じたのでした。



大きな地図で見る

2008/10/30

命頂戴 上海ガニ編

これまで人生の中で上海ガニを食べた記憶が無かった。
しかし、いつの間にか初体験が終わっていた。

ちょっと前から、街でカニが売られているシーンをよく見るようになった。
市場でもカニが大量に売っていたので、ためしに買ってみた。

冷蔵庫に入れておいてさて調理するかと縄を切ると・・・
とても元気に動き始めて、不意をつかれる。

毎食のように命をいただいているくせに、少々大きな生き物を自分の手によって殺すのは大変に後ろめたい。
大きな鍋があれば縄のついたまま熱湯に放り込むのが定石なのだろうが・・・どうやったら安楽死させられるのか、かなり長い間考え込んで固まってしまった。

学生時代、生物実験でカエルの解剖をした時には脳髄を一刺しするとよい、と先生に言われてそのようにした。しかし、脳が死んだといっても、結構長い間、反射で刺激に反応するのでつらかった記憶などが蘇る。
(ちなみにその後、実験担当だった先生にそそのかされて実験後のカエルの全班分を集めて友人とカエル肉パーティーをした。うまかった)。

海が近いから帰しにいくか?ということも真剣に考えたが、結局、覚悟を決めて殺した(どうやったかは内緒)。

在住の人に聴くと、縛られた状態で冷凍庫に入れて殺すとよいとのことであった。
せっかく生なのに凍らせるのは勿体無いが、なるほどそれなら眠るように死ねるか。

なるほど、と思いつつ、もう二度と買いたくない。

人が殺したものは心痛まずに食べているくせに。
しかし、たまには自分で生き物を殺す痛みを感じたほうがよいのかもとも思った。

その後で、上海ガニをレストランに食べに行って、先に食べたのが上海ガ二であったことを知った。
香港では大閘蟹と呼ばれているので、認識していなかった。

ちなみに、家で食べたのもそこで食べたのもとってもおいしかった。
食べられるのはほぼミソのみなので、いわゆるカニを食べるのとは違う感じであった。

2008/10/27

寶蓮寺の大仏

空港のあるランタオ島の寶蓮寺(ポーリン寺)という禅寺に行ってみた。
ここの売りは巨大な仏像。
世界最大の野外仏(高さ23m)と地球の歩き方などには書いてある。
しかし、バーミヤンの大仏はなくなってにせよ、牛久の大仏(高さ120m!)や四川省の八仙山大仏(32m)はどうなっているんだろう・・・。
(ちなみに奈良の大仏が高さ14.7メートル)

まあ、大きいには大きいが趣があるわけでもなく、お寺も仏像もさして面白いことない。大仏の近くにはベンチがあったので、買ってきたパイを食べていたら警備の人が来たので、「飲食禁止?!」と思ったら、パイに肉は入っていないか? と質問
された。
どうやら、境内内での飲食はよいが、肉食はだめらしい。

東涌駅からお寺まで距離の大層長いロープウェーが通っているが、せっかくここまで来たので、帰りは大澳(Tai O)という漁村によってみた。
香港の離島によく見られる古い街という感じだった

バス停近くのミニツアーの船が出ていて、ピンクドルフィンや水上家屋を見ることができる。
イルカはいつか見てみたかったので参加(20HKDで20分くらい)。
先客はイルカを見たそうだが、我々は残念ながら見つけることができず。残念。

イルカには会えない運命にあるらしく、グアム、メルボルン、メナド、ザンジバル、紅海・・・と世界各地のイルカに会えるとされている場所に期待していくが結局会えない。
悲しい片思い。

2008/10/22

休暇中の休暇

一ヶ月続いている咳がまだ残っている。
眠れないことはなくなったが、微熱とけだるさがあり、すっきりしない。

ちょっと生活に変化をつけてみたほうがいいのかな、と山登りでもしてみることにした。

けれど、朝起きてみるとやはり山登りにいく元気がない(そして外はまだ暑い)。
どうしようか悩んだ挙句、リラックスして日光を浴びて療養になればと(相方の提案により)four seasons hotel のスパに行くことに。

先月相方が行った、平日限定ランチ付きコース に。
http://toshirai.blogspot.com/2008/10/blog-post.html

このコースでは色々と楽しむことができるので、 午後をまるまるてしまった。

1. マッサージ
ビクトリアハーバーを見渡す個室はよい香りのする素敵な空間。
(希望通り)ソフトなオイルマッサージに凝りが和らいだ。

入り口にあったマシュマロを一つつまんだら激うま。
マシュマロへの想いが変わった。

2. ランチ
魚と蟹の選択肢で後者を選んでみた。
パンの上にマンゴーやハーブをちらしたサラダと蟹が乗ったものが登場。
蟹肉はたっぷり乗っていて、感動的ではないけれどやはりおいしかった。

しかし、ボリュームはあまりなく、蟹ファン以外は魚を選択するのが総合満足度は高いと思われる。

3. プール
プールサイドで本を読んだり、泳いだり、ジャグジーに入ったり。
ときおり、フルーツのサービスがまわってきたりする。
水中で音楽が流れており、背面で浮かぶとBGMの中3つの高層ビルが空に浮かぶ非日常的な体験ができた。 気候もよく、いくらでも時間が過ごせそうであった。

4. スパ
ここのスパは高級ホテルの中でもとりわけよいと思う。
横たわることのできる広いジャグジーとミストサウナを満喫。
最後に前回存在を見逃していたリラックスルームでテレビなど見つつ、ヘルシージュースをいただく。

途中で女性客2人が男性スパに間違えて入ってくるハプニングも・・・(大事にはいたらず)。

以上。
780HKD+10% はローカルマッサージの何倍?という感じだけれど、これだけの非日常的体験。価値はあると思う。

仕事をしている時はストレスが多く、家でのんびりしているだけでリラックス&リフレッシュされるけれど、長期休暇中でストレスの少ない今は、これくらいしないと更にリラックスした感じを自覚できなかったりする。
困ったものであるが、まあ来年にはすぐに元に戻るだろうし、こんな時期はもう来ないと思うのでよかろう。

これで弾みをつけて登山を。

2008/10/15

健康・深圳・マカオ

続 健康
咳が出始めてもう4週間。
長らく膠着状態が続いていて、夜眠れない嫌な日々が続いていた。
が、ここに来てようやく風邪らしい他の症状(熱、鼻水、喉の痛みなど)が。
やっと身体が反応してくれたようである。
この峠を乗り切ればきっと回復するに違いない。
がしかし、過去に無い長い不調だ。
日本に発つ前はすこぶる元気だったのになんでやろか。

深圳服作成2
先週は深圳でオーダーしたYシャツとズボンを取りに。
ズボンはサイズがちょっと希望通りでなくて残念だったが、まあ許せる範囲。
シャツは一度洗濯してみたが、意外とまとも。サイズもだいたいぴったり。
機会があったらもうちょっと作ってみるかな。

マカオに
先週、ようやく初めてマカオに行ってみた。
カジノは好きではないながら、せっかくなのでちょっとやってみようかな、と思っていたが、結局は眺めただけ。
理由の一つはカメラをバスに置き忘れる事件があって、取り戻すのに時間がかかったので。

とりあえず見つかったのはよかったが、その過程でマカオは英語はほとんど通じないし、親切な人の割合もとても低そうであることを知った。香港とは随分と違う感じで、ここには住めないと感じた。

下町は香港よりレトロな感じ。ポルトガルチックな色彩/建築古い建物もたくさんあって、写真を撮るには面白かった。

ホテルはラスベガスと似た感じで巨大。
建設中の巨大ホテルがたくさんあったが、中国に富裕層が増えているとはいえ、やっていけるのか?
彼らのギャンブル好きっぷりからするときっとやっていけるのだろうな。

ランチにフェルナンドというおいしいといわれる有名なポルトガル料理をマカオの端まではるばる食べに行った。(とても汚いが)ビーチ沿いに開放感たっぷりに展開される西欧人が好きそうな場所。ご飯もおいしかった。
タコやいわしといった、ポルトガルから想起される料理を頼んでみた。
おいしかったが、そこまで騒がれるほどにおいしいわけではないと感じた。

ポルトガル料理って日本で食べた記憶がないので批評できた義理ではないが、ちょっと期待が大きすぎたかな。

2008/10/14

久しぶりに純粋なものを見ました


先週末は、日本人倶楽部が主催した秋の音楽会に行ってきました。この音楽会は色々なグループや団体が集まる発表会のようなもので、メインはタンナ様が所属するオーケストラの演奏だったのですが、その他3グループくらい(タンナ様のオーケストラは最後なので、それにあわせて行った)の演奏も聞けて思った以上に楽しい時間を過ごせました。
特に日本人学校の(たぶん)4年生から6年生の生徒さんで構成された吹奏楽団に、久しぶりに感動させられました。女性徒さんたちは、彼女達の先生であろう指揮者の動きを一生懸命に追い、どの子もみんな自分のパートをとても真剣に、愛情を持って担当している姿になぜかとても感動してしまいました。私はもうおばさんになって、こんな純粋な気持ちを忘れていたけど、あんなに真剣になれる大好きな何かがあるっていいですねー。そして香港の小学生はもしかしたら日本の小学生より大人かも知れないなぁ。なんとなくそんな気がします。
タンナ様所属のアンサンブルディマンシュの演奏は、さすがに結構練習しているだけあって、楽しんで聞けました。
残念だったのは、いくら免費のコンサート(発表会)だからとはいえ、大人のおしゃべりと子供の喧嘩や遊びがうるさすぎて、弾いている人達に失礼だな、と。
それでも熱帯の香港にもそろそろ秋が来て、Art熱が刺激されたので、早速香港バレー団のジゼルを予約してしまった。11月終わりだけど、今からもう楽しみだなーー。

2008/10/09

MISIA のライブに行ったかも

いたずらに MISIA のコンサートに行ってきた。

数曲しか知らないレベルなのでMISIA が好きか、と問われてもなんとも答えられないのになぜわざわざライブに行くことになったのか。

理由1. 香港なら日本では取れないだろういい席が簡単に安く取れるだろうし、どんなものか見てみようと。

理由2. 妻の同僚に MISIA ファンがいてコンサート情報などをくれたのでなんとなく流され

ネタ的にはその2週ほど前に来港した浜崎あゆみのほうが面白かっただろうが、ちょうどその頃帰国していたのでこちらに。

一般予約開始とほぼ同時ににネットでチケットを探す。
一番安い席(290HKD)を買うつもりでいたのだが、ためしに一番高い席(790HKD)を検索してみたら正面最前のブロック(の後ろのほうの席)が取れているではないか・・・。
結局、衝動でそのまま購入してしまった。

しかし、前のほうでしらけていては本物のファンに申し訳ないので、とりあえず CD + ライブDVD セットも買って勉強しておいた。
MISIA って有名な曲がややしっとりしているのでそういう歌手だと思っていたらそんなことはなくて、全体的にはノリのよい曲を多く歌っているということを発見。

ライブにはダンス部隊(←とてもよかった)も来ていて、踊れや歌えやという感じの時間が長かった。

結果から言うと、楽しめた。
曲は勉強の山があたって8割くらいは知っている曲だったし、特に好きではない曲でも前の方にいれば踊れるので退屈しない。 彼女、ライブでもCDと同じ歌唱力。すごい。
コストパフォーマンスは?だがいいストレス発散になった
(ここにおいて「そもそも私の今の生活にストレスがあるのか」という問いには一理ある)。

そうそう、MISIA は中国語でしゃべったり歌ったりしてサービスしていたが、残念なことにそれが広東語ではなくて北京語だった。
多分、台湾公演向けと抱き合わせで覚えたのだろう。
もちろん拍手が起きていたけれど、香港の人はちょっとがっかりした人もいるかも。
そもそも、8ヶ月もいて広東語で数も数えられない自分に何も言う資格ないけれど・・・。

観客の2割くらいが日本人という印象だった。

そうこうしているうちに、来年 1/17 には X Japan が来ることが決まった。
http://www.xjapan.com.hk/

高校生のときに死ぬほど聴いた X Japan。
これはミドリフグを質に入れてでも行かねば!

2008/10/03

香港病院事情

日本に帰ってすぐに出始めた咳が香港に来てからひどくなった。
日本にいた頃にもたまになった気管支炎気味の長引く咳。
漢方を飲んだりして様子をみていたけれど熱も少し出たし、横になるとひどくなるため夜眠りにつきずらいので、病院に行ってみることに。

公立病院はシステム化された電話予約を使う。
昨日、午前に最寄の病院で試すと、すべて埋まっていた。
では直接行ってみようと午後一で並んでみた。
するともう、予約で一杯なので見られないとのこと。

予約システムは便利だが、当日に思い立っても見てもらえないというのもちょっと困りものだ。夜間診察をする違う病院で空きを探せと言われたが、そこまで急いでいないので翌日の診察を予約した。

保険を払っているわけでもないのに、香港市民 ID カードを見せれば診察は一律
45HKD (ないと225HKD)。肺音を聞くだけのあっという間診察であったが、それにしても安い。驚きなのは処方された3種類の薬に対しても請求がないこと。

ちなみに、前回の高圧チェンバー治療についても未だ追加請求などない。あれだけの救急治療を 100HKD でやってくれたことになる。こんなのはほとんど他の国ではないだろ
う。

あと、職員全員がってことはないけれど、診察も英語で OK だし、処方も英語併記。公立病院が外国人にこれだけ優しいところは珍しいだろうと思う。
やはり香港は海外の中でも相当住みやすい場所であると実感いたしました。

ちなみに肺音に特に異常はなさそうなので、炎症を抑える薬と咳止めをもらって様子を見ることになった。

2008/10/01

フォーシーズンスパへ!

メルボルン時代のフラットメイトが遊びに来てくれたので、彼女の観光気分に便乗して、私も行ってしまいました、、フォーシーズンズホテルのスパ!へへへ。私達が体験したのは、Executive Escpe という45分のマッサージ、ミニフェイシャル、またはハンド/フットマッサージのどれか+プールテラスで食べるミニランチというコースでした。他のコースに比べるとお得だし、ランチも’ミニ’だし、とちょっとしか期待しないで行ったのですが、いやいやいやいや、とっても素敵な時間を過ごすことができました。
まずは、更衣室(と書くと雰囲気が全然ありませんが、写真を見てください・・)+ジャグジー、ミストルーム、サウナ、リラックススペース(専用テレビがついているベットが10台くらいある部屋、フルーツジュースなどが置いてある)に通され、そこからスパのフロアに通されます。このフロアは、降りたとたんに良い香りに包み込まれ、もうこれだけでもかなりリラックスできますです。問診表?を記入し、本日の体調を確認後、個室につれていかれましたが、このお部屋からはホテルのプールが見えて、静かで、ふー(当時のことを思い出しています)、本当に素敵でした。。私は45分のフルボディマッサージを、お友達はフェイシャルを受けました。夢のような時間は、予想以上にゆっくり流れ、私達は夢見心地でトリートメントを終えました。
この後は、ホテルの人に「ランチのご用意が出来ております・・・」と呼びに来られるほどジャグジーでのんびりしてしまった。おほほ。ランチも、「Hello?どうすると’ミニ’という表現になるのですか?」という質問をしたくなる量とクオリティで、日本女子二人は感無量のあまり、しばらく呆然としていただけなのでした。マッサージを終えて、誰もいないプールのテラスでのんびりランチを頂くなんて、本当に贅沢ですねぇ。日本ではこんなスペース(都会ホテルのプールテラスからVictoria湾に浮かぶ船を見ることが出来ます)をこんなお値段で体験することは難しいと思うので、来香をお考えの皆様には是非お勧めです!!

2008/09/30

インドネシア・日本のもろもろ

旅行記を書き終えた。
http://toshvel.blogspot.com/

・ 日本から帰国
- おいしい魚などたくさん食べられて幸せ。
- 結婚式1: 朝からの結婚式で泊りがけだったので旧友と余興の練習したり飲んだりで楽しかった。披露宴での自作の曲の練習/演奏もつつがなく終了。
- 結婚式2: 大変お世話になった出雲のお寺 が実家の友達の結婚式。10年ぶりくらいの出雲は開発が進み、道路などが無駄に?整備されていた。仏式の結婚式で自分の時のことを随分と思い出した。親戚+出雲関係の人のみのアットホームな式と宴でほのぼの。

- 羽田便は疲れる。香港深夜着はまだいいとして日本方向は日本時間で深夜2時過ぎ発6時半着とかで、到着一時間前くらいにご飯が配られるのでほとんど眠れない。次の日朝からの本格活動は厳しい。
- 香港もまだ夏だが、若干朝はしのぎやすくなった。
- 香港では4割ほども高い Nintendo Wiiを購入。家族で楽しめた。Wii Fitも買ったがこちらは重過ぎるので実家において来た。

2008/09/24

Chop!

今まで気になっていたものの、なかなか行くチャンスがなかった上環(シャンワン)の文華里に行ってきました。文華里はほっそい道に何件も小さいはんこ屋さんが並んでいるはんこ道です。選んだのはあんまり表情のかわらないおじさんのお店でしたが、はんこの品揃えも良かったし、私のしつこい質問+注文にもつきあってくれました。私が選んだのは、このふくろう博士。カワイネー。
おじさんは出来あがったはんこを渡し、そしておもむろに「香港 マカオ 観光」というほこりまみれのガイドブックを取り出しました。上環の穴場でも教えてくれるのか?なんて思ったけど、なんと30年くらい前に撮られた若い頃のおじさんと今と変わらないお店が載っていました。わたしの香港人生は一年だから考えたこともなかったけど、もちろんここで生まれて一生を過ごす人もいるんだなぁと意味もなく不思議に感じたのでした。めんどくさがりの私だけど、写真をプリントしたらおじさんに届けようと思います。

2008/09/17

ダイビング日誌

ダイビング日誌、アップロード始めました。
http://toshvel.blogspot.com/

以下は追加動画
歩く魚2

エビダンス2

歩く魚3


明日の夜に東京に飛びます。
久々のしょうゆの国、楽しみ!

2008/09/15

飛行機とipodをつなぐもの

ジャカルタから香港に帰る飛行機の中で、適当に選んだ LUXOR というゲームをやってみた。

大きく13面あって、その中にも4~10面くらいずつあって、たくさんクリアしなければならない。

しかし、これが進まないもいいところである。
一度もゲームオーバーにもなっていないのに、4時間くらいかけて5面の頭にやっとたどりついた程度。
うまくなれば多少早く進むようになると思うのだが、それにしても普通のフライトでクリアできる人間がいるとは思えない・・・まあ、暇つぶしにはよいゲームであった。

帰国後、新しくなった ipod nano を買った。

最近の ipod はゲームができるらしいので、どんなものがあるのか見るために人気ゲームをチェックしたら、"Zuma"というのは面白いとの口コミ情報。
中身を見たら、飛行機でやったゲームと同じものだった。


もうやらないぞ。

2008/09/12

ダイビング旅行終了!

ジャカルタで往路復路一泊+船で6泊7日のストイックなダイビング旅行は無事終了。

石油不足でメナドのハイライトであるブナケンまでたどり着けないというハプニングがあって、レンベで小さな生物を探し続ける日々。
さすがに飽きたものの、他では見ることのできない海洋生物のたくさんいるというレンベにて、生物の多様性にちょっと感動した。

とりあえず、今回は減圧症の兆候はなさそう。

また旅行記と写真は別途アップロードします。

取り急ぎ面白い動画3種
http://www.youtube.com/v/P3eCNZOymrA 歩く魚1
http://www.youtube.com/v/E2JqDprTjDk 歩く魚2
http://www.youtube.com/v/9Fz8qplVRUk snakeウツボとエビダンス

2008/09/10

200''スクリーンの導入

題名からして面白く無い記事を予感させますが、私にとっては大切なマイルストーンを達成したので、一応記録しておきます。

私が担当しているプロジェクトの一つは、香港のオフィス移転で、  →
このような半分できかけたビルにビデオ会議室とかそういったマルチメディアの部屋をどんどん作っていくという仕事です。

私は数十部屋ある中の一つ(でもボードルーム=重役用会議室だから結構重要!?)を担当していて、このボードルームを含む、その他3部屋は100インチ以上のガラスでできた特殊なスクリーンを使用するため、これらのスクリーンを運び込むという試練を与えられました。簡単そうに聞こえますが、200インチのスクリーンともなると、長さが5mx2mもあるため、普通のエレベーターではもちろん運ぶことが出来ず、108階からクレーンをつるし、将来はエレベーターができる空間から46階まで持ち上げる、というちょっとめんどくさい仕事だったのです。(説明が難しいので、写真を見てください)。









また、スクリーンを運ぶベンダー、安全な運び道を確保するベンダー、クレーンを操作するベンダー、など5つもの違うベンダーとコーディネートしなければならないので、メールのやり取りは多いし、ミーティングも多いし、それでも嘘つかれたり、とコーディネーションだけで2ヶ月くらいかかりました。

そして先週の土曜日についに、ベンダー達とわたしの費やした時間と努力が形になり、スクリーン達は46階へと登っていったのでした。(地下1階、ライトがない場所で撮ったので写真が暗くてすみません)。
この日までの過程が大変だったけど、こちらが出来る限りの調査をして、自分の意見を持っていれば、誰かに助けやアドバイスを求めても、相手は喜んで助けてくれるということがわかりました。また、なぜ、おじさんたち(いやいや、エキスパート達)は何通りもある方法のうちから、この方法を選んだのか、ということも学び、とても良い経験になりました。たくさんの問題に遭遇したおかげで、ベンダーのみなさんとたくさんの時間をすごしたので、今までお客様と思われていた(だろう)私も、チームの一員になれたような気がします。

2008/09/07

中秋節

今日は中秋節(9月15日)の準備のため、一人で香港の町をぶらぶらしてきました。中秋節とは、秋の真ん中に、家族で月を見ながら豊作を祝う中国の伝統的な祝日です。

ながーい洗濯が終わってから(我が家の洗濯機は普通コースだと3時間くらい丁寧にずっと洗っています)、久しぶりに香港島のWanchaiまでバスで行きました。本日のもう一つの目的は、香港らしい熨斗袋を購入することだったのですが、前から気になっていたお店は日曜日が定休日・・・ということで、まずはランチをすることに。土曜日の夜は、何かにあたったのか体調が優れなかったので、体に優しいものを探していたはずなのに、私が世界で一番好きなエッグタルト屋さん(檀島珈琲餅店)を発見してしまい、最も体に優しくないトーストにコンデンスミルクが一缶分かかった物とアイスティーを頂きました。(でも何も恐ろしいことは起こりませんでした)。

Wanchaiからちょっとだけ歩いて、バスかMTR(地下鉄)で移動しようと思っていたのに、下町の面白いお店に寄りながらふらふらしてたら、結局CausewayBayまで歩いてしまった。やっぱり香港て小さくて便利ですねぇ。そしてCausesayBayで、お祝いには欠かせない月餅(げっぺい・私は伝統的な蓮のペーストは苦手なので、カスタードクリーム入りのを選びました)と、中秋節グッズを売っているお店で、紙でできたランプみたいな可愛いデコレーションを4つ購入!1つ4ドル。これでいつ中秋節が来ても大丈夫!!家に帰ってさっそく飾ったのですが、カードリーダーをタンナ様がダイビング旅行に持っていった(と思われる)ので、写真は来週アップロードします。

そして歩き回って足が疲れたので、いつものマッサージ屋さんでフットマッサージ(50分1000円)をして帰ってきました。ふー気持ちよかった。

2008/09/03

集合住宅楽器事情

先ほどからマンションの住人が部屋でトランペット練習しています。

日本では考えられないけれど、内装替え大好き&マージャン文化だからか、
香港は音に対してとても寛容だと思う。

以上、3行で本題は終わり。

そして、9/4〜9/12 とインドネシアのスラウェシ島、メナド (Menado) に
ダイビングに行ってまいります。
5月に取って使えなかったジャカルタ往復のチケットを活用。

今回で 3回目のダイビングクルーズ。
今回は1日5回は潜らないのできっと減圧症は大丈夫。お酒も飲まないぞ。

行きも帰りもジャカルタといういまいちな街に一泊というのが憂鬱ながら
他の場所では見ることのできない海洋生物が多いということで、楽しみに
しています。

2008/08/30

香港の物価と税金

古いニュースで申し訳ないのだが、香港も物価上昇に見舞われている。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2008&d=0217&f=business_0217_004.shtml

>家賃相場伸び率も12月は6.1%と大幅に上昇
>食品価格(外食を含まず)の伸び率は11.7%で、このうち豚肉が42.9%もの大幅上昇

とはいえ、肉も野菜も日本より安い。
特にローカルマーケットに行くと安く、
「ニラ的ネギ少々、にんにく3つ+しょうが」で4HKDで買えたりする。
スーパーマーケットではもう少し高いが、それでも印象で3割安い。

ただし、安いのは基本的に中国産のもの。
近所のスーパーの野菜売り場には「中国産野菜は食べる前に水に一時間漬けること」という不吉な推奨がかかげてあったりする。

日系のスーパーや高級スーパーに行くと輸入食品が前面に売られている。
野菜は日本からの輸入が多いが、価格は日本の約3倍。
白菜半切れやほうれん草1束が 30HKD ほどしたりする。
見た目から明らかに新鮮ではなくなっている日本の野菜にこれだけのお金を払うモチベーションはわかないので、リーズナブルなもの以外は「一時水漬け」を実践。

明らかに安いのはビールなどのお酒類。
今年、香港は酒税は半額になった。
http://www.afpbb.com/article/1389952
← 「民からの酒税軽減要求に応じ」っていうところがすごい。
日本にはこんなパスがあるのかな。

現在、スーパーにおいてビールは 350ml 缶一本あたり San Miguel 5.5HKD, GUINESS
10HKD など。
驚きはエビス 6.5HKD など、日本のビールが日本の半額以下になること。税金以外の要素もあるだろうけど恐るべし。味は変わらない。
牛乳の高い(安いもので1ℓ 18HKDくらい)こちらでは、ビールの方が牛乳より安かったりする。

税金ついでに。
香港では 2006 年に相続税もなくなったし、
資産運用で得たキャピタルゲインにも税金はかからないし、海外で稼いだお金にも課税されない。消費税もないし、所得税も上限 15% 程度と高くないし、税金天国。
レストランなどでは、消費税以上に付加されるチップ/サービス料 制度はあるけれど、出て行くお金は少ない。

ほとんど都心のみといえる香港では、日本のように国から予算を出さなければいけない「地方」がないし、国土が狭いのでインフラ整備等も楽だしというのもあるだろう。
税が少ないからだろうか、現地の新聞を読んでいても日本のように政府/公務員が税金で・・・という、ありがちな恨み話は全然出てこない。

2008/08/28

スターアライアンス マイル価値格差

9月の一時帰国便を取るのにユナイテッドエアラインズのマイルをはじめて使った。
私は最初に独りで海外旅行をした時にここの航空会社のシンガポールINバンコクOUT便を使ったのでたまたまに、このマイルプランに入った。そのまま10年ほど貯め続けてあったのを、スターアライアンス提携でANA の香港発羽田便の往復を取るのに使ってみた。


結構かかるなあというのが感想。

40000マイル + 発券手数料25USD + 各種税 33HKD+3780円 + 燃料サーチャージ(金額不明)

ちなみに、ANA のマイルでANA便を取れば香港往復20000マイルだった。

今まであまりよく知らず、どこの会社の便を使おうがスターアライアンスの仲間だったら同じマイルで乗れるのかと思っていたが、違うようだ。
ユナイテッドの航路には自分にとって魅力的なものがあまりないのは、結構痛いことなのだな。
日本人にとってはANA とのマイルの価値格差大きと感じた。

ちなみに、ANA マイルでは 12000マイル前後で国内線往復に乗ることができるので、日本人にとっては1マイル2円以上の価値があると考えられる。
私が使った 40000マイルだったら8万円の価値。
一方、この時期、東京発の香港往復は3万円しない。香港発羽田便は4万円ほど。
(まあ、距離の割に安いこの便にマイルを使うのも間違いなわけだが)

UNITED AIRLINES には ANA にあるマイルの有効期限3年が実質ないのが魅力。
でも、貯める→使う を3年サイクルでできる人にはお勧めできないものですな。

ということでして、一週間のうちに結婚式2つなどをまわるのを種に日本に帰ります。
こちらでは1.5倍くらいする任天堂 Wii 買っちゃうかも・・・。

2008/08/22

T9発動!!

今日は台風Nuriが香港を直撃したため、朝7時50分にT8が発行され、午前中は確実にお休みなりました。私の会社の規則では、9時前にT8が発行された場合には午前中はお休みになり、12時前にT3まで落ち着いた場合には2時間以内に出社、12時の時点でまだT8の場合には、終日お休みになります。
Nuriは直撃コースだけあって、前回の台風より全然台風らしさがでています。午後にはT8がT9にあげられ、これは過去5年間起こったことがないそうです。お昼を食べに、いつもお世話になっているフードコートに行く道も、一応ずっと屋根でつながっているのですが、風が強すぎて、そこら辺の柱に摑まっているるおじいさんや子供もいました。私も間違えてサンダルででてきちゃったからちょっと怖かったです。
台風が香港を直撃するのは今夜?のようなので、もしかしたらT10が発動されるかもしれません。今朝の様子を動画でどうぞ。
タンナさまは一日中DSのレイトン教授の何とかゲームと向かい合っています。

2008/08/21

日本の女性は金持ちなのですか?

今月は、週3日、一回3時間の British Coucilの英語学習の夏期授業に参加している。

外国人は私一人ということもあり、休み時間に色々と日本のことを聞かれたりする。
「日本の女性は香港の女性よりopenなのか?」
「日本人は香港人よりpolite?」
など、とってもストレート。
そして、これらにうまく答えられるほど広く深く香港人とつきあっていないのでたいがいは適当にごまかす。

この前の質問は
「東京で買い物に行ったら、たくさんの若い女性が高級品を買っていてびっくりした。日本人は若い頃からとても稼いでいるのか?」という質問。

確かに香港より若干東京の方が給与水準は高いが、
「日本の若い独身女性は、貯蓄にまわさず稼いだだけ使ってしまう人が多いんだと思う。結婚すれば
経済的自立は必要なくなる文化がまだ主流だし。」と答えておいた。
「なるほど、女性も経済的に自立するために堅実な人が多い。」と納得してもらった。
「家事はメイドにやらせて共稼ぎ」の文化の香港と、意識の違いはあると思うが、果たして適切な答えだったのかな。意見求む。

余談であるが、私の知る限り香港の人はかなりの確率で日本に旅行に行ったことがある。
東京、大阪はもちろん、仙台や北海道に行っている人も。

2008/08/19

香港の夏と五輪


香港の夏について
暑さ:東京並だが、6月頭から既に真夏的
(ただ、ビルやらバスやらからでる熱気でヒートアイランド度は上)
蒸し度:東京以上
室内:寒い。長時間いる場合は長袖が必要
(政府がCMでエアコンの設定温度を25.5℃に、と節電を呼びかけている。日本は28℃?)

オリンピックも大詰め
相変わらず見たい競技はやっていないし、夜の総集編的なものもないのだが、ハンドボールや水球、ホッケーといった普段あまり見ることのできない競技を見るのもいい機会かと悟ってきた。
しかし、燃える要素がいまいち足りない。
その理由は応援する国がないからでもルールがいまいち分からないからでもない。

レポーターに松岡修造がいないからだ。

さて、97年以前は香港はイギリス領土だったわけだが、当時、香港国民はオリンピックのどの国を皆応援していたのか聞いてみた。その頃からやはりイギリスではなくて、中国だったそうな。

2008/08/17

お盆で贅沢ランチ

最近、町の人々がお線香をたいたり、(香港や中国では良く見かける)死んだ人にお供えする物のお店(想像しづらいと思いますが、紙で出来た衣服や食べ物やお線香などがおいてあります)がにぎわっているなぁと思っていたら、こちらも8月15日がお盆だったようです。やっぱりアジアって似てるんですねぇ。

だからというわけではないのですが、色々な神様が祭られている万物に効くというお寺に行ってきました。写真を見ていただければわかるように、原色使いが激しいお寺です。ここは、私がドラゴンボートを練習しにきていた近くの海沿いにあり、渡れば命が3日間延びる橋だとか、お金がたまる神様などが祭られていて、なかなか面白かったです。


そして順番が逆になっちゃったけど、朝ごはんを食べないでレパルスベイ(上のお寺がある海)に来てしまった私達は、お腹がすきすぎてアフタヌーンティをしようとしていたレストランで、ランチを食べることに計画を変更。海が見えるし、広々とした場所はとても素敵だったけど、ランチの質、量(前菜、メイン、デザートの3コース)、ともにコストパフォーマンスはあまり満足できるものではありませんでした。タンナ様がご馳走してくれたけど、2人で1万円を超えてしまった・私は前菜にCrabCake(蟹の揚げ物)、タンナ様はビーフカルパッチオ、メインは二人とも Sea Bass、デザートは暖かいチョコレートケーキ+アイスクリームとマンゴー+バニラアイスを頂きました。ペニンシュラ系列のレストランだからちょっとお高いのかもしれないけど、ここはやっぱりアフタヌーンティがベストかな?