2008/04/29

香港のアマチュアオーケストラ

せっかく時間があるし、香港の動向も知りたかったので、参加できそうなオーケストラを探してみることにした。
日本人オケもあるのだが、メンバーは多くはなく、単体での交響曲演奏は難しそう。かつ、香港事情を知るのとはちょっと違ってきそうなので、英語でできるものを探してみる。
現地の掲示板で情報収集をしたところ、一つよさげなのを教えてもらったのでさっそくコンタクトを取って昨日行ってみた。
http://www.sarpo.org/

とりあえずオーディション。コンサートマスターの前で曲を弾く。暗譜で弾けるレパートリーがなく簡単な曲を。こういうのって意外と緊張してやばい・・・。とりあえず 2nd Vn の後ろで練習に加わることを許さ
れる。2週間後にマーラーをもう一度聞かせてね と言われるのでまだ本採用ではなさそう。Vn は既に 31人もノミネートされていて、他とのバランスを考えて積極的に採用
できない事情もありそうだが、レベルが高いのもある。

この楽団はマーラーシリーズをここしばらくやっていて、1番から大地の歌まで終わり、6月に最終、9番をやるというタイミング。
いつか弾きたい曲だったので、ここで弾ければラッキーである。鬼のように難しいので練習時間がたくさん取れそうな今がよいタイミング。

3回目のアマオケの練習で、この曲にしては崩壊度合いが非常に低かった。このオーケストラ、かなりレベルが高いと思われる。

練習はちょっと街外れの小学校のスタジオ?。ほどよい広さでとても恵まれた環境だ。

毎週月曜19:30開始、22時までの練習。仕事帰りなので人は最初は少なかった。管楽器はなんと一人。しかし、弦楽器は最終的に結構集まって、2nd Vn などは十数人も着ていた。
外国人も1割以上いたが、香港人が大半。考えたこともなかったが、日本で英語で練習をするオーケストラなんてあるのかな。あれば需要はありそうだ。

お金持ちが多そうで、車で来ている人が多い。
帰り、4人もの人が「どっかまで送っていこうか?」と声をかけてくれた。優しい。バス一本で帰れるから大丈夫、といったもののここは街外れ。既に終バスがなくなっていた。次回はどっかまで送ってもらおう。

余談であるが、香港はバイオリンが相当人気。街でも楽器を持った人や教室をやたらみかける。そして、等級制度があるっぽく、掲示板なんかで自己紹介するときに「○級持ってます」みたいなことを書いている。これは便利な制度だけれど、なんだか音楽を数字に還元されるというのも嫌なものである。

2008/04/28

タッチラグビー in ディスカバリーベイ


元プロラガーという妻の同僚の南アフリカ人のお誘いで、タッチラグビーの集いに寄せてもらった。
場所は空港のある島のディスカバリーベイ。フェリーでセントラルに通勤する人たちが集う高級住宅街。住民に香港人はほとんどおらず、ここはヨーロッパか?というような場所だった。

家からフェリーを乗り継いで行く。
遅めのハンバーガーランチを食べてたらふくのところでラグビー開始。
ラグビーをやったのは高校の部活だし、軽く10年以上やっていないのでボールの感覚が戻らない。
5回タッチで攻守交替/タッチされたらボールを下にロール/ボールが地面に着いたらその場で終了

というところ、日本でやっていたのと若干ルールが違っていて、よって戦略も違う。
「無理してパスミスの危険を犯すよりは自分で前に行ってタッチされておけ」的である。(日本では3回交代でボールが地面に着いても OK だったと記憶)。

身体の大きな怖い人たちがたくさん。タックルありのラグビーだったら生きて帰ってこれないこと間違いない。ちょっとしたコンタクトでもその強靭さが伝わってくる。ラグビーでアジア人が天下は取る日はないだろうなと身を持って知ったのであった。

ビーチの砂浜ではだしでやるので足を取られてスピードは出ない。よって、パスを出す場所の見積もりを修正しなければいけないのに慣れるのに時間がかかった。そして、今回は参加人数が1チーム13人とかとやたら多く、端っこに陣取った自分までボールがまわる前にどこかで折り返しが発生してしまう。久々の全力疾走系スポーツなので、それほどまわってこなくてちょうどよかった。

死にそうに疲れたが、やはりラグビーは楽しい。一応トライも取れた。

場所が遠いので毎週行こうとかいう気には全然なれないが、またそのうちやるかな。

2008/04/26

和牛の狂牛病問題

日本ではアメリカ産牛肉の狂牛病問題がニュースになっているが ※1、香港では和牛が狂牛病の疑いがあるということで2001年から2007年まで日本産の牛肉が前面輸入禁止だったということは日本ではまったく知られていない。
http://www.hk.emb-japan.go.jp/jp/beef.html

今でも九州の限定2施設からの輸入しか認められていない。

意外で驚いた。

※1 最近はほぼ毎日、(マンション共用にて)読売新聞読んで NHK を見るという日本でやらないことをやっているので、日本にいるときよりよほど日本状況通かもしれない

2008/04/24

体調 オリンピック 湿気

体調
日によって調子が異なるが 耳/頭 はまだおかしい。
色々要因は考えられるだけに難しい。食生活の変化か生活自体の変化からくるあまり意識化されていないストレスか。
まだ様子見。

オリンピック
香港で乗馬などが行われるのでチケットでも入手してみるかと探してみる。
しかし、既に第一期販売は去年に終了

余りが購入できればよいのだが。
http://www.hkolympic.org/article/mainmenu


とりあえず 5/2 のトーチリレーは行ってみるつもり。
チベット独立賛成だけれどおとなしくしています。

湿気
バイオリン、日本でも数ヶ月放置しておくと夏場はカビが生える。
しかし、香港で2週間くらい置いておいただけでカビが生えかかっていた。一応乾燥剤を入れているのに。この先が思いやられる。
というか、暇なのだからもっと頻繁に弾こう。

2008/04/23

書を捨てよ、病院へ行こう

本日こそはと公立病院へ。
ディスパッチ専門的診察は一瞬で終了。一律45$で、ここでは風邪とか以外は他の専門医療施設につなぐところまでで終了するようだ。2週間前に減圧症の治療を受けたというところを言ったら「じゃあまたそこの病院の緊急医療のところに戻って」ということでリファレンスレターをもらう。
とはいえ、そこに行ってもまた以前と同様のやりとりがなされて再度高圧チェンバーに入るかの選択を迫られるのみと分かりきっている。
頭の症状は昨日よりずっとよいので、もう少し様子を見てみたく、行くのをやめた。

ただ、明日からのジャワ島行きは様子を見たいので中止した。減圧症に関係があるなら飛行機に乗らないに越したことはない。
格安(全込みで23000円程度)中華航空チケットなのに、日付変更ができたので適当に伸ばす。ただ、これから週末が忙しくなるので、海外青年協力隊の赴任中に行けるのか微妙なところである。

治療に行きたくなかった理由がもう一つ。
今日は午後、クッキング教室があるのだ。

現地に向うと、開始時間が違うし、説明も広東語。
むむむむむと思って確認したら、予約していたのは昨日のコースだった。
水曜と思い込んでいた・・・全然予定の詰まった生活していないのになんたること。
激しく落ち込む。

しょうがないのでハーバーサイドを散歩して帰る。

そして、デジタル一眼レフカメラを買ってしまった。

2008/04/22

ジャワ行き & また病院

・ インドネシアのジャワ島行き
ジャワ島では昔散々な目にあったので(盗難に合う&現地の人の優しさランキングワースト1)もう一生く行かないだろうなと思っていたのだが、今、往復チケットを買ってしまった自分がいる。
妻の友人が海外青年協力隊で、現地の孤児院で働いているのを見学/応援/できることがあればヘルプ、しようと思って。

・ 再び病院へ
2日前くらいからなんだか頭が痺れる(昨日までは右、その後は左)。そして、入ってもいないのに耳に水が入ったような感じ。
そのほかの症状がないのでたぶん身体の凝りから血流不足とかだけだと思うのだが、ジャワ島で何かあったら心細いので ※1、病院へ。

前回行った病院へ行くと「耳鼻科はないので違うところに行け」と。
紹介してもらったところに行くと「紹介状がいるのでまずは総合病院に行け」と。
総合病院に行くと「相当待ちますぜ」と。
なので、教えてもらった電話予約システムで家の近場の病院を予約。
改めて行くと予約時間に認識違いがあって「今日は診察終わり」と。

4つの病院まわって何も進展なし・・・。
なんて非生産的な一日だったのでしょう。

※1 ジャワ島とはこんな場所
http://www.nationalgeographic.jp/nng/magazine/0801/feature01/index.shtml
→ このタイトルの写真、絵に見えてしまうだろうが、実際にこういうこの世離れした場所がジャワ島にある。私が人生でもっとも感動した自然風景。ブロモ火山周辺。カメラを盗まれて写真がほとんど残っていないのが悔やまれる。

2008/04/21

続: 銀行口座開設

いまだ香港ドルをあまり持っていない。

とりあえず、香港でシティバンクの口座を開設して、いくばくか日本のシティバンクの普通預金をマルチマネー口座(日本円で。香港で両替すれば、シティバンクの為替手数料もそれほどは~日本のようには~悪くない)に移してはある。で、円が高くなったら両替しようと思ってタイミングを逃したわけである・・・。

さて、ここで調べて知ったのだが、日本円換算200万円超の送金は銀行から税務署に調書が出るとのこと。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/kinyu/sokin01.htm

そして、推定課税権というものによって、憶測で税金がかかってくるそうな。

推定課税権: 銀行の送金記録に基づき(または、全国の金融機関から名寄せした記録に基づき)、過去にさかのぼって、海外に送金した資金が利益をもたらしたと推定される金額に対して、課税を行うもの。

推定で課税されるというのはちょっと怖い。現地政府とダブルで課税されることになりかねない。
自分達の場合は住所が移っているので生活費ということで大丈夫と思うのだが、とりあえず大きなお金は一度に動かさないにこしたことはなさそうである。

幸い、香港ではキャピタルゲインに税金がかからない。
家購入などの大きな支出をする予定もしばらくはないし、この機会にある程度香港に資産を移して運用させておくという手もあるなと思うのであった。

今香港ではやっているのは、元預金。元と香港ドルの価値の上下が逆転した心理ショックもあり、この1年だけで香港人の元預金額は実に2倍になったそうな。元はまだまだ下がりはしなさそうなのに比べ、香港ドルは US$ と基本的にレートが固定されている。

香港の銀行でも人民元預金ができるようになったのは結構最近(少なくとも HSBC では香港在住でないと元口座はもてない)。ただし、利子は本土とまったく違う。

中国銀行の香港支店は
0.8%/6month

HSBC での人民元の定期預金も同じようなもの。
0.75%/6month

一方、本土に行って元にて口座を開いてくれば、素敵な利子が待っている上、元が下がる為替リスクもまだ低い。
参考:中国銀行での人民元レート
3.78/6month 5.85%/60 Months とあってお徳。

なのだが、問題は口座が増えすぎて管理が面倒になることと、大量の人民元を日本円に換える正規ルートがないので両替屋に行くなど面倒なことが待っていること。
香港にずっといるわけでもないし、これは後処理が面倒そうなのでパス。

とか気が向いたときに調べるだけで、結局なんにも運用しなさそうな予感・・・。

2008/04/19

ジャッキーと一戦交えた

"粤東磁廠"に行ってみた。

ここは、九龍湾の雑居ビルに入っている、陶磁に職人が色付けをする場所。とてもローカルな感じなのだが、ペニンシュラホテルの皿などもここから卸されている(現地で買うのと値段が全然違う)とあって、他に何も観光的なものがない場所。でも外国人もちらほら訪れているようだ。

ここで、結婚祝いのお皿を買ってメッセージなど入れてもらおうと向う。
陶磁製品が所狭しと無造作に山積みされており、店内を歩くのは気を使う。中華風のもの以外にも洋風なものなどたくさん。デザインのカタログもあって、そこから選ぶことも可能。
何をプレゼントにするか悩みに悩むこと2時間、デザインを重視することに決めてお皿を選ぶ(結果として、ペニンシュラに卸されているお皿だった)。
これにメッセージを入れてもらって、2週間後にまた受け取りに行くことになった。
安いわけではないが、一級職人の仕事としてはリーズナブル。ある程度のカスタマイズも可能なので、思い入れのある作品ができてよい。
自分たちの分も欲しいが、陶磁製品で必要としているものがない&置く場所もないのでやめておく。

帰りに Megabox という巨大ショッピングモールでご飯を食べて、買い物をしていると、イベントステージのまわりに人だかりが。

香港の有名人で知っている人はほとんどいないので、とりあえず「ジャッキーチェンでも来ているのかな」とかつぶやいてみたら、本当にジャッキーがそこにいた。フィットネスクラブのプロモーションらしい。
これで、香港来訪中にすべきことの1つが満たされて満足である。

54歳なのに驚きの肌のつやである。
が、そんなに身体が締まった感じでもなく、あまり強そうに見えなかった。

たぶん、勝てる。

粤東磁廠  YUET TUNG CHINA WORKS
Unites 1-3,3rd Floor,Kowloon Bay Industrial Centre,
15 Wang Hoi Rd, Kowloong Bay
電話:2796-1125  営業時間:9〜18時(日祝定休)
(でも、土曜は16時までだった)

夜ご飯2

先日もタンナ様が夜ご飯を作ってくれました。

メニューは、黒米ご飯、冷奴、キャベツ+野菜のお味噌汁、豆苗(ドウミョウ)のガーリック炒め、そしてメインに太刀魚のムニエルと付け合せにブロッコリー。

ご飯ももちもちに炊き上がっていて、冷奴もちゃんと生姜つきで、太刀魚もふわふわで全部おいしかったーー。もしかしたら料理の素質があるのかも!!あとは、マッサージ教室で癒しの技の腕をあげてくれれれば理想の主夫もそう遠くないかも?なーんてね。いつもありがとうございます。

2008/04/17

OKONOMIYAKI

先日、この前行列になっていたお好み焼き屋に行ってみたが、おいしくなかった。

お好み焼きをおいしくなく作るのは難儀であるが、当店は見事にそれに成功していた。

右の写真に見て取れるように、具の割合が多すぎるのに、粉っぽい感じがする。そしてソースにコクがない。
そして、お好み焼きたるもの、量が少なくて高いというのは許されないのである。
これでは世界の大阪太郎花子のご満足は得られない。

しかし、このクオリティーでもあの人気を博しているのだから、お好み焼きのポテンシャルの高さに驚嘆せざるをえない。

お好み焼きが世界を席巻する日の近さを再認識したのであった。

2008/04/16

クッキング教室に行ってきた

香港島までクッキングの授業を受けに行ってきた。

香港のガス会社のクッキング教室が有名なようだが、今回行ったのは電気会社主催。
オール電化のプロモーションのための教室だと思われる。参加者は5人しかおらず、採算取れてなさそう。

日本語でも知らない単語がありそうな料理界のお話ながら、実際に見ることができるのでわりかし理解できた。
問題はその前に欠落しまくっている実践力なのだが

本日の学び
ブロッコリをゆでる前に、葉(?)部分を下に塩水に10分くらいつけておくとよい
ブロッコリのゆで水にオイルを入れると色が落ちない
魚介を揚げるときは二度揚げにすると水分が抜けてよいらしい
干しシイタケを戻すのは30分。ぬるま湯なら短縮可能。熱湯はだめ。絞って使う。
鳥の胸肉を冷凍するとスムーズでなくなるのでよくない。他部分はまだOK
お勧めのオイスターソースが判明
→ ラベルに888という数字と女性が超巨大カキをのせたボートを漕いでいる図のあるもの。

こんなところだろうか。
一瞬で忘れそうだ。ブロッコリ茹での鬼神と呼ばれる日は遠そうだ。

ただ、材料調達も調理も結構大変そうだなあというイメージ。我が家にはオーブンも蒸し器もないし、揚げ物する油を蓄えておくまで自炊にのめりこめないし・・・など考えると家で再現される可能性は残念ながら低い。

できた料理は参加者で好きに分け合えるのだが、参加者が5人しかいないおかげで昼ごはん分くらい食べることができてラッキーだった。
ウマカッタ。
2時間の講義で 85$ なのでまあ悪くないのでは。

と思いつつ、NHKワールドでやっている英語の日本料理番組を見たほうが将来にもわたって役に立つ気も。
まあ、あと何回か行ってみようかな。

2008/04/15

主夫修行 料理

「料理」
時間がかかるのに食べるのが一瞬という儚さに心が痛むので、私はあまり好きではない。

でもせっかくの主夫的生活なので、気が向いたときくらいはごはんを作るように仕向けている。
昨日は豚肉のしょうが焼きを作ってみた。
みりんがジャスコでも手に入らなかったので、酒と酢と砂糖でごまかしたら大丈夫だった。

この男の料理なのだが、率直に感想を言わせていただくと、実においしかった。

さて、この機会はせっかくすぎるので、英語の勉強も兼ねて料理教室にでも行ってみることにした。
第一弾は中国の家庭料理2時間コース見るだけ。
http://www.heh.com/hehWeb/ElectricLiving/HomeManagementCourses/CourseInformation/CoursesConductedinEnglish_en.htm
オンラインで予約したら確認の電話が来て「Ms.〜〜はいるか?」と。
自分だといったら驚いていた。
そりゃあ平日の昼のコースにいい歳の男が申し込むなんてことはあまりないだろうよ。

2008/04/14

Shangri-la Kowloon アフタヌーンティー

先週に引き続き、アフタヌーンティー視察第二段。
シャングリラホテル 九龍 のアフタヌーンティーに。

こちらはビュッフェ。
ピアノの生演奏が聞こえてくる落ち着ける雰囲気の場所。
シービューはインターコンチネンタルに負けるが、開放感はある。
お茶もたくさんから選べるし、スイーツだけでなく点心もおいしい。私の愛するスコーンも極めておいしかった。ケーキの種類も多いし、満足度は高い。

最後の一皿を取る時には「食べ放題でも腹九分目で止められるようになったなんて、大人になったな自分」と悦にひたっていたが、それを食べ終わったときには余裕で十分目になっており、心身ともに極めて厳しい状況に。

もう10日は甘いものは食べられないなと思ったが、24時間もたたずにおやつにエッグタルトを食べるか悩んでいた。

まだ2つしか行っていない分際で5段階評価すると
味 ★★★★
種類 ★★★★
サービス ★★★★
雰囲気 ★★★★
ビュー ★★★
コストP ★★★★


前回のインターコンチネンタルは
味 ★★★★
種類 ★★
サービス ★★
雰囲気 ★★★★
ビュー ★★★★★
コストP ★★★

2008/04/13

龍舟2+テニス+Flesh Dance

先週の木曜日に、ドラゴンボートのキャプテン(Brian)がメンバーがお互いをもっと知り合うための夕食会を開いてくれたので、何人かのメンバーとはかなり仲良くなることが出来ました。私はドラゴンボーター募集メールが来たときに、絶対参加する!と同じフロアの人たちに言っていたら、42歳の超元気なおじさんプロジェクトマネージャーもやりたい、というので一緒に参加したのです。おじさんはもともとは南アフリカ出身で、14年前にニュージーランドに移住し、香港に5年住んでいるスーパー健康+前向き+だけどちょっと女性らしいときもある、仕事でもプライベートでもとても頼りになる人です。

前置きが長くなっちゃったけど、今週もドラゴンボートの練習に行ってきました。普段は女子は一番後ろの方に座らせられるのですが、男女Mixチームの場合、女子が最低8名入らなければいけないらしく(もしかしたら私も選ばれるかも!えへへ。。)、女子メインのトレーニングになったのでした。女子4人をボートの一番前に乗せ、きつーい練習が始まりました。私の前に座っていた女の子は、体力が無くて、わん、つー、というテンポについてゆけず、先生(オーストラリア人女性)に何度も何度もどらなれていました。。私も、「パドルを見すぎよ!前を見て!!」とか、「もっと早く漕いで!んもーいらいらするわー」とかいろいろ怒られました。でも、最後の数回は、女子が前に座っていても、ボートが本当に早く動くのが感じられて、とても楽しかったです。ただ、ドラゴンボートは座る板がとても小さくて、硬いので、次の日は必ずおしりと腕が筋肉痛で使い物になりません。。

練習の後は、海でちょっと泳いで、紅茶(英国スタイル!)を一杯のんで、テニスへ向かいました(詳細はテニスの記事を読んでくださいね)。
テニスの後は、ワンタン麺を食べて、ちょこっとお昼寝をしたあと、Flesh Danceというコンテンポラリーダンスを香港文化中心まで見に行きました。
あ、その前にTSTの海沿いにあるフレッシュネスバーガーで夜ご飯を食べたんだった。なんだかマヨネーズがすんごい入っていて、日本のフレッシュネスとはちょっと違ったけど、ポテトがあげたてで、おいしかった。

舞台はちょうど良い広さで、大きいスクリーンで部屋を2つに区切ったり、面白いビジュアルを使ったりとホール自体はなかなか良かったです。ダンスは・・・体がきれいな女子一人と普通の女子が体の部分部分を意識しながらコンテンポラリーダンスを踊るという普通のパフォーマンスでした。ただ、所々ストーリーラインがあり、これの90パーセントが広東語で行われるため、わたしたちにはよくわかりませんでした。ま、地元のこういうパフォーマンスを見るのもたまには楽しいです。でも、やっぱりダンスは体の大きい外国人が踊ったほうが見ごたえがあるな。

なぜか、ダンスを見ている途中から、異常にマンゴが食べたくなりました、わたし。帰り道、タンナ様に山田屋(本当の名前は 許留山:ホウライサンという甘物屋さん)あいてるかなぁ?といったら俺もマンゴーがすごく食べたくなった、と言うので、マンゴーを求め山田屋へ!夜10時半なのに、お店は満席。いつも通りの相席で、ストロベリー&マンゴージュース(鮮果的甜美 華麗的滋味な「金粉水晶杯」)を飲んで落ち着きました。→こちらが現物です。超おいしそうでしょ??

初テニス

テニスをした。
公のコートの予約はオンラインで簡単に出来る。
http://www.lcsd.gov.hk/indexe.html
http://w2.leisurelink.lcsd.gov.hk/index/index.jsp;jsessionid=9F3AF6A4E92C0BF25FC16C975EF82F8F
一時間単位で予約でき、42HKD/1時間と安い。
3週間後の土曜日ながら簡単に予約が取れたので、東京のように競争率が高いことはなさそうだ。

場所は家からミニバスですぐの Ho Man Tin というところのスポーツセンターの屋上。

コートはソフトな加工がされているハードコート。コートが結構傾いているという問題があったものの、ひどくはない。

久々のテニスのせいで無理がかかったのか、後半背中が痛くなった。
筋肉痛ではなさそう。
翌日には腰から首にかけて痛く、結構長くテニスをしたがこんなのは初めてで、よぼよぼ生活をするはめになっております。

香港はもう既に暑くなり初めており、快適にテニスができる時期は長くなさそう。
今のうちにアウトドアを楽しまなければ。

2008/04/09

減圧症 考察

※ 香港生活と全然関係ありません。ダイビングに興味のない方は読み飛ばしてください。

"減圧症の疑い"について、要因を考えてみる。

減圧症の因子は色々とある。
http://www.divingmedicine.jp/decompression/d_2.html

大方の場合はダイビングコンピューターの指示を仰いでおけば問題なく、今回も問題になるダイビングはまったくなかった。
急浮上とかのこぎりダイブもなく、セーフティーストップ(5m/3分)も1度をのぞいてしたし、デコ(減圧必須のダイビング) も3日目に一瞬指示が出ただけ。

最大水深も以下で、いずれも50分前後の潜水、5本目はナイトダイブで30分ほど。
Day1 31 21 29 19 8
Day2 30 27 26 20 8
Day3 28 23 23 21 12
Day4 31 28 20 17
(5本 * 4days / 最終日は4本)

フライトも、安全を期して最終ダイブの40時間後(保守的な人でも24時間という。私の保守的なスントのダイブコンピュータは最終ダイブ後、26.5時間空けろといってきた)。

1日5本にしては深すぎたのか。しかし、同じボートにはもっと深場を攻めていた人もいた。香港から来た人たちは最後2ダイブをナイトロックスにして気を使いつつも、自分より24時間早い18時間後フライトだっし、ダイビング内容に客観的に問題があったならたぶん同乗者もみんな減圧症なっていておかしくない。
(連絡まだ取っていないがなっていたりして・・・)

前後に水分もとるようにしたし、お酒もあまり飲んでいない。
強いて言うと、2日目のナイトダイブのみ、流れが速すぎて 21分で切り上げになってセーフティーストップをしていない&流れの中で珊瑚をよけるために、夜だから自覚もあまりなく浅場を上下していたくらいか。MAX 8.3m/AVG 5.8m
だったが、浅いダイビングでも問題ないとは言えない。

うーん、結局理由は特定できない。
高所に弱いのと同様に、減圧症耐性も極めて弱いのか。
そもそも減圧症じゃなかった可能性も十分ある。

とりあえず次回は以下を気をつけてみるか。
・ 潜りまくりの日々にはお酒は飲まない&ナイトロックスも混ぜる
・ ダイビング直後に熱いお湯を浴びない
・ 浅いダイビングでもセーフティーストップをする

2008/04/08

救急車に乗った

久々に救急車に乗りました。


といっても、大変なことになったわけではなく、減圧症の"疑い"のため。

減圧症がなにかは、たぶんダイバー以外知らないと思うが、スキューバダイビングで もっとも多くの人に顕在するだろう大き目のリスクである。
http://www.edasango.sakura.ne.jp/dcs/DCS.htm
http://www.divingmedicine.jp/decompression/index.html

15000-20000本に1回、と言われているけれど、アナログ的に発生するものなので、軽度のものや減圧症という本人自覚のないものを含めるともっとずっとあるはず。
予防策はたくさんあるけれど、それを守ってもなる時はなるのが怖いところ。

気泡によって神経や筋肉がやられるので、感覚が鈍くなったり痛くなったりというのが症状。

自分の自覚症状は
1. 肩の痛み
2. 頭&身体がだるく、宙に浮いた感じ(とても軽度)
3. 目のピント合わせが従来の 1.2倍時間かかる気がする

1 は3日目の朝くらいに自覚したのだけれど、内部からではなくて物理的に来ている感じで、ダイビングでありがちなことなので、あまり気にせず。
2,3 は香港に帰国後に自覚。日常生活にまったく支障はないのだが、このままずっとこれだと嫌なレベル。

旅の疲れによるものですぐに直るだろうと思ったけれど、香港に帰ってきてから3日(最終ダイブから5日)たっても状況が変わらないので、軽い減圧症 を疑い始めた。

減圧症に関するサイトを色々と調べていると「疑いが少しでもあれば一刻も早く治療しなければ後遺症がひどくなる」「自然治癒もあまり望めない」ということなので、保険のために病院にいってみるか、という気に。

幸いにも妻の同僚にダイブマスターがいたので、香港で減圧症を見てくれる病院を聞いてもらうが、とにかく
「少しでも自覚症状があれば一刻も早く病院にいくべし」ということだったのでもう夕方であったが、教えてもらった病院に行ってみた。




行ったのは公立の大病院。
Queen Elizabeth Hospital
http://www13.ha.org.hk/qeh/index.html

急患のところで受付をすると、まず最初に100HKDの支払い。
(住民ID がないと値段が違うようだ)

英語が通じたのでよかったが、身体の症状を表す微妙なニュアンスは説明が難しいのでちょっと苦労した(こんな時に電子辞書の電池は切れているし)
けれど、担当してくれた先生はダイビングのことを理解してくれている人でよかった。

ダイビングのログブックなどを持参していって見せつつ説明をしたが、ダイビング内容もその後のフライトも問題ないだろうという結論に。
実際、単体でリスキーな状況はなかったはず(後日、詳細記述予定)。

血液採取、X線撮影など、あまり関係なさそうな検査をした後、「減圧症という客観的な証拠はないけれど、念のため治療しましょうかね」
ということで、高気圧酸素治療を行うことに。

高圧状態を作り出す施設のある場所に移動するのに救急車に乗った。
着いたのは病院ではなく、街から離れた海軍か何かの施設。
もうすっかり夜。医者二人と施設の人3人が出勤してきてくれて恐縮。
ここでまた問診。

竹串や綿での感覚テストや力の入り具合、視覚、記憶力などについてそれっぽいテストを実施。自覚症状がないとおり、やはり全然異常なし。

再び
「減圧症という客観的な証拠はないけれど、念のため治療しましょうかね」
という結論になって、高圧チャンバーに入ることに。

時間は2時間ちょっと。
最初に18気圧まであげてそこで1時間弱すごした後、段階的に気圧を下げて残留窒素を体外に排出させてゆく。
高濃度酸素を吸っては、しばらくはずし、というのを繰り返す。
これは酸素中毒リスク回避のため。人間ってデリケートよね。
過程は日本での治療とまったく同じっぽい。

チャンバーには施設の人も一緒に入って面倒を見てくれた。
すこぶる暇なので、持ってきた本をひたすら読む。
持ちこまなかったらやばかった。

終わったのはもう23時過ぎ。
仕事とはいえ、自分ひとりのために5人もの人が深夜までずーっと付き合って くれて、とても申し訳ない気持ちに。 (皆様ありがとうございました!)

結果として、
- 肩の痛みは変わらず
-> これはやはり物理的なところから来ていた証拠
- 「なんとなくだるさ」等は改善。
-> 気のせいじゃないとは言い切れないレベルではあるけれど、やはり、とっても軽い減圧症だったのだと思う。

救急車で病院に戻り、最初に見てくれたお医者様に報告。
入院したいか聞かれるのでしたくないと言って帰る。

お金は後で請求書が来る模様で、払わず。
この治療費は日本では (保険適用前6万円) だけれど、これは異常に安く、
欧米はでは1回 25万円とか

今回は救急車とかも使ったし、大変なことになりそうな予感。

日本の健康保険を払っているので、帰国時に相当のお金をもらうこともできるのだが、これはあくまで日本基準でしか出ないので(海外の方が治療費が安い場合は余計に出してくれるわけではないので不公平)、クレジットカードの保険が利かなかったら嫌だな・・・。

ともあれ、不安な日々をすごすのもよろしくないし、何にも変え難い健康なので、よしとします。よい経験でした。

香港はダイビングする人がそこそこいるから担当できる医師もいたし、英語も通じるしでよかったけれど、中国本土なんかでこの状況だったら大変だったろうな。

やっぱりダイビングって不自然なものだと思いつつも、今後もやります。
(写真はプエルトプリンセサ)

2008/04/06

初アフタヌーンティー at インターコンチネンタル

5月に母が来るので、アフタヌーンティーをする場所の開拓でもしようと定番のペニンシュラホテルへ。
いい時間に行くと行列なので、遅めの17時に行くと、既に終了時刻と言われる。




しかし、ここは人口密度高いし、景色があるわけでもないし、観光客の行列待ちのプレッシャーもあるしで居心地がよさそうには思えない。まあ、一度は行ってみてもいいけれどお気に入りにはなりそうにない。


ということで、お隣のシェラトンへ。
こちらは雰囲気が普通すぎてつまらないし閉店30分前だったのでまたスキップしてインターコンチネンタルへ。
ここはさすがのハーバーフロントロケーション。
18時までやっているというので二人用セット(368HKD)をいただく。
3段重ねのデザートで、どれも美味。量は多くはない。
ただ、紅茶のチョイスがなかったのと、来たものも平凡な感じだったのが残念。
混んでいるわけでもないのにお茶を注ぎに来てくれたりということもなく、サービスも特によい感じではない。
値段もちょっと高いけれど、やはり空間の開放感と景色は格別である。
とりあえずの第一候補にノミネート。
(これから5月までにあとどれくらいアフタヌーンティーができるのかわからんが)

インターコンチネンタル前のハーバーフロントからホンハムの家までは徒歩30分。
香港は既に初夏の陽気、夕方の散歩はとても気持ちよかった。


帰り道にお好み焼き屋があり、行列が形成されていた。
お好み焼きが世界を席巻する日の近さを実感した日曜日だった。

龍舟!!

社内メールで、ドラゴンボートレース参加者の募集があったのは1ヶ月ほど前のことでした。
ドラゴンボートとは、20名の漕ぎ手、1名の舵取り、そして1名の太鼓(リズム取り)、総勢22名が一体になり、タイミングを合わせボートを漕ぐ競技です。わたしは選手として選ばれなくても、他の部署の人たちと知り合えるし、何より香港らしい経験をしたい!!と思い、応募しました。今週は3回目の練習だったのですが、その前の2週は、香港の仕事ビザを有効化するためにシンセン(中国本土)に行っていたり、オーストラリアからお友達が来ていたりでさぼっていたので、私にとっては始めての練習となりました。



私は始めての参加だったので、ボートには乗らず、ドラゴンボート専用トレーニングマシーンで漕ぎ方の練習を20分ほどさせられました。(参考までに誰かの写真をのせてみました。私ではありません。)

他のボート競技と違い、ドラゴンボートの特徴は、ストロークがとても短いことです。体を前のめりにして、パドルを垂直に水に入れます。そして体を起こす力で自分の体の横くらいまで(他のボート競技は後ろに長く伸ばす)来たときには、もうパドルを水から出し、また出来るだけ前に落とし漕ぎ始める。これを太鼓のリズムにあわせ、ゴールまで繰り返すのです。写真を見ればわかるように、力を入れるために、パドルを漕いでいる時は、左手は絶対に曲げてはいけません。そして、パドルを垂直(くらい)に保つため(と、対角線上のチームメートの動きを確認するために)右手は頭より高い位置において置かなければいけないんです。This training really killed me!!! 普段家のソファーでごろごろしている私が、いきなりこのトレーニングを20分命じられたのです!左手は見る見るうちに真っ赤になり、意識していないと右手がどんどん低い位置に下がってきてしまい、本当に大変でした。

ま、無事に?トレーニングも完了したので、残りの30分はボートで実践させてもらいました。他の漕ぎ手も私よりはうまいとしても、数回目という人が多いので、漕ぐたびに、ばしゃばしゃっと水がかかり、びしょびしょになりました。でも、最後の5分くらいで息があってきたのか、ボートの速さは確実にあがり、すっごく楽しかった!!これからは毎週行って、出来たら20名のうちの一人に選ばれたいなぁ。そして私のタンナ様も私に影響され?参加できるチームを探している模様。お互いがんばりましょうね。(負けないわよ!!!)

トゥバタハリーフ ダイビング

香港と関係ない話で恐縮です。

フィリピン、世界遺産のトゥバタハリーフでの5泊6日のクルーズから戻りました。
海は美しかった。水と珊瑚が。
魚はちょっと期待はずれ。マンタには会えたし、サメやカメもナポレオンもたくさんいたし、よいダイブサイトであることは間違いないけれど、いいダイビングサイトに色々と行ってしまった後なので、これは特別!と興奮する体験がなかった。あ、でも珊瑚は今までで一番かも。

どうやらここも密漁やら海水の温暖化やらで魚も珊瑚もダメージを受けてしまっている模様で、リピーターの人は口をそろえて「前の方がずっとよかった」と言っていた。
初日にカメラが壊れてしまったので(漏水ではなくて老衰で)、写真は同乗者からいただく。

アジアでダイビングすればたいてい日本人が一人はいるのだが、今回は19人のゲストがいて、私一人という状況だった。個人で来ていたのも一人だったので、つらい旅になるかと思ったら、香港から来ていた3人組(偶然にもうち2人が妻と同じ会社の人だった)が仲良くしてくれて楽しく過ごせた。 よかったよかった

海への玄関はフィリピン第二の都市プエルトプリンセサ。
しかし、第二といってもマニラとまったく別次元の田舎っぷりでびっくり。
治安もよく緑も多く、貧富の差とかを感じさせない(みんなそこそこ貧乏だけれど悲壮感なし)、平和なところ。
人々も親切でぼったぐりもおらず、みんな英語しゃべれるし快適な街。
最後の1日はもう一つの世界遺産である世界最長の地底川にバスやらを乗り継いで行ってみた。こちらも期待していなかったのに、なかなか迫力があって楽しめた。

しかし、ダイビングボートに屋根がないのとダイビング後に屋上ジャグジーでくつろいでしまったために、結構日焼けをしてしまった。
お肌の曲がり角年齢なのでもう少し気をつけなければならなかったなあ・・・

2008/04/03

香港での仕事 2

私の香港でのマネージャーはいつも6時半にはもうオフィスから消えています。それは素晴らしい癖なので、私も最近はまねをして7時には絶対にオフィスから出ることにしています(ニューヨークと電話会議がある日や、どうしても無理な日はあるけど)。

先週は、入札に至るまでを書いたところで終わったと思いますが、この入札のフェーズが一番面白いんですよねー。うそですけど。まずはプロジェクトごとのテクニカル要件を書き出し、RFP(Request For Proposal; 提案依頼書)を作ります。いくつかのベンダーに値段を競わせ、面接をし(私と購入部の女子2人による)、総合的に優れている、仕事を任せられるベンダーに契約書を発行します。この契約書も書くのが大変で、契約書らしい英語をかかなければ行けなくて、購入部?と法務の方々にはいつもお世話になっています。そして、私が書いた契約書は4人のマネージャー達に承認されないと、正式なものにはならないのです。大きい会社っていろいろ大変ですな。

ベンダーが決まれば、スケジュールを確認して、機器の仕様と立面図、配管図などを提出させ、承認します。配管自体見たこともない私が、これを承認するんだから、ほんと心配になります。ま、これを勉強するために香港に来たんですけどね。数週間して、全ての機器が届くと、本格的なインストレーションが開始されます。私はベンダーが’インストールが終わりました’というまで静かにしていて、その頃に現地(アジアのどこか)に向かい、その言葉が本当だったかを確かめるのです。通常は、そのような奇跡は起こらず、とーっても厳しいプロジェクトマネージャー役を演じなければならなくなるのです。でも会社は莫大なお金を払っているので、仕事はちゃんとやってもらわないと困ります。私のイギリスから来ている先生は、ベンダーに付き合って問題解決する必要はないと言っていましたが、良い関係を築くために、大抵は一緒に残ってしまいます。これも経験と共に私なりの答えが見つかると思います。

今は疑問と不安がたくさんある私のプロジェクトマネージャー人生ですが、1年後にうまく成長できているかなぁ?