2008/04/21

続: 銀行口座開設

いまだ香港ドルをあまり持っていない。

とりあえず、香港でシティバンクの口座を開設して、いくばくか日本のシティバンクの普通預金をマルチマネー口座(日本円で。香港で両替すれば、シティバンクの為替手数料もそれほどは~日本のようには~悪くない)に移してはある。で、円が高くなったら両替しようと思ってタイミングを逃したわけである・・・。

さて、ここで調べて知ったのだが、日本円換算200万円超の送金は銀行から税務署に調書が出るとのこと。
http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/kinyu/sokin01.htm

そして、推定課税権というものによって、憶測で税金がかかってくるそうな。

推定課税権: 銀行の送金記録に基づき(または、全国の金融機関から名寄せした記録に基づき)、過去にさかのぼって、海外に送金した資金が利益をもたらしたと推定される金額に対して、課税を行うもの。

推定で課税されるというのはちょっと怖い。現地政府とダブルで課税されることになりかねない。
自分達の場合は住所が移っているので生活費ということで大丈夫と思うのだが、とりあえず大きなお金は一度に動かさないにこしたことはなさそうである。

幸い、香港ではキャピタルゲインに税金がかからない。
家購入などの大きな支出をする予定もしばらくはないし、この機会にある程度香港に資産を移して運用させておくという手もあるなと思うのであった。

今香港ではやっているのは、元預金。元と香港ドルの価値の上下が逆転した心理ショックもあり、この1年だけで香港人の元預金額は実に2倍になったそうな。元はまだまだ下がりはしなさそうなのに比べ、香港ドルは US$ と基本的にレートが固定されている。

香港の銀行でも人民元預金ができるようになったのは結構最近(少なくとも HSBC では香港在住でないと元口座はもてない)。ただし、利子は本土とまったく違う。

中国銀行の香港支店は
0.8%/6month

HSBC での人民元の定期預金も同じようなもの。
0.75%/6month

一方、本土に行って元にて口座を開いてくれば、素敵な利子が待っている上、元が下がる為替リスクもまだ低い。
参考:中国銀行での人民元レート
3.78/6month 5.85%/60 Months とあってお徳。

なのだが、問題は口座が増えすぎて管理が面倒になることと、大量の人民元を日本円に換える正規ルートがないので両替屋に行くなど面倒なことが待っていること。
香港にずっといるわけでもないし、これは後処理が面倒そうなのでパス。

とか気が向いたときに調べるだけで、結局なんにも運用しなさそうな予感・・・。

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