2008/05/29

母訪港2日目

5月25日(日)
この日の朝は妻の会社のドラゴンボートのプレ本番の試合だった。
両母に、観光と観戦とどちらがよいかたずねて、後者ということだったので 7:50にホテルで待ち合わせて Repulse
Bay の試合会場へ。日曜の朝は道が空いていて、タクシーで 10 分ちょいで着いてしまった。
小規模な練習試合と思っていたらそんなことはなくて、数十チームいるようだった。おそらく参加者の3割くらいが外国人だったと思う。香港らしい経験ということで皆積極的に参加するのだろう。


強いチームは装備とオーラでだいたい見分けがつく。中にはそれほどマッチョじゃなさそうな集団でもよい成績を出していた。効率的な漕ぎ方を知っているのが強さの秘訣。その筋の情報では、強いのは地元の大学のサークル、消防チーム、漁師チームなどらしい。想像がつく。
蒸し暑くて大変ななか、朝早くから夕方まで闘いは繰り広げられたとの事。これはタフだ。妻は最初の試合だけ参加。2.5時間ほど現地で過ごして我々の住むホンハムへ。

腹ペコなところでブランチとして飲茶へ。
地元の約束された有名店か、地元民でいつもにぎわっているけれどいったことのないお店の二択。母は後者を選んだので行ってみると、やはり 11時でも待ち時間が発生中。
おいしさの約束された定番メニューと、博打で適当に頼んでみたもの、どれもおいしかった。そして、四人でお腹一杯になって3000円程度、とコストパフォーマンスも抜群。満足しつつローカルな街を歩き、土産もかいつつ自宅へ。

ちょっとのんびりしたら行きつけのマッサージ屋へ。
母は全身マッサージ。我々は足マッサージ。50分 4 人で400$(場所がマイナーなので香港内でも安め)で身も心もリフレッシュ。私達は爆眠してしまった。私の母はなんと人生初のマッサージということだったが、身体が軽くなったとのこと。翌日のもみ返しもなくてよかった。

その後、香港の下町探索。代表格の Mongkok へ。
フラワーマーケット
青空がらくた?市
フィッシュマーケット
許来山(香港で大人気:我が家での通称は "山田屋")でスイーツを食べる
Jordan まで大江戸線並みに深い地下鉄で移動し百貨店を見る
Tim Sha Tsui のペニンシュラホテルとそのアーケードを見る
地元のドラッグストアで買い物

と遍歴して18:30、ディナーを食べるべく、シャングリラホテルの香宮へ到着。

ここではコースを食べてみよう、ということに。
香宮の食事ならなんでも特別おいしかろう、と思ってあまり考えずに頼んでしまったが、このコースは予想外に平凡だった。日本でも食べることができるちょっと高級でおいしい中華、程度。
二人で来た場合は品数多く楽しめるのでよい面もあるだろうが、それ以外では量、質、コストのいずれもアラカルトに劣る。地元の人がコースを食べているらしきところを見たことがない訳だ・・・。


ここでも食後にサプライズのバースデーケーキに、マンゴームースベースのケーキをお願いしていた。後でホテルのケーキが控えていることもあり、「小さいのでよい」と言ったのに、到底4人では食べきれないような大きさのものが来た。金額も結構なもので、そこまでになるなら事前に教えて欲しかったというところが正直なところである。
食事を終えた隣のテーブルの人たちが、こちらのケーキをとっても見ていたので、もしよければ、ということで結局半分はおすそ分け。ケーキの味はというと、これも平凡。
(一方のフォーシーズンズのチョコレートケーキはかなりおいしかった)


結局、会計は香宮視察時の約2倍(一人当たり)、昨日のJUMBO の3倍という金額になったのだが、満足度は見合っていなかった。これがこの滞在の一番の残念な点だったかもしれない。

食べ終えてから Tim Sha Tsui のブロムナードをフェリー乗り場を目指して歩く。いつもはもやの中に薄れがちの夜景も今日はばっちり。堪能しながら若干涼しくなった夜のお散歩。
定番、スターフェリーに揺られ、海からの夜景を眺めつつ CENTRAL へと帰る。2.2$
で楽しめる贅沢。

ホテルに戻ると21時頃。私達はスパへ。男子の方は誰もいない。自分ひとりなので何人もいる従業員の注目の的であるのが居心地悪いが、気兼ねせずミストサウナとねっころがれる大きなお風呂を満喫。妻はその奥にジュースバーがあったのは見逃さず、ヘルシードリンクでパワーアップして帰ってきた。私は見逃して残念だったが、すっかりリフレッシュされた。

でも帰宅する間にすっかり汗が復活しましたとさ。

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