2008/05/06

オーケストラの練習第二段

今日はオーケストラの練習第二段。
マーラーの9番は難しく、演奏時間も長いので、仕事をしていなくても5日間の練習では到底練習しきれない。
なので今日練習する場所の山をかけて1楽章と3楽章を練習。
結果は一勝一敗。

多少の余裕が出たので他の人の演奏をよく聴くと、別に全員がめちゃくちゃうまいわけではないということが分かった。このまま練習を続ければレギュラーになれるかな。

帰りは雨が降っていたのでどうしようかと思っていたら指揮者が車に乗せて色々とオーケストラについて教えてくれた。相変わらず皆優しい。
このオーケストラ The SAR Philharmonic の特徴は

・ 活動はチャリティーコンサート+子供向けコンサート+α
・ 大きいコンサートが年に4プログラム。8公演
・ 客の入りはチャリティーのホストの慣れによってまちまち。
・ 英語オーケストラはあと2つほどあるが、ここが一番大きく活動がさかん
・ 音大生やプロも練習後半からジョインする

その他気付いたこと(日本との違い)
・ 皆仕事優先? 練習中に電話がかかるとしゃべりに出て行ってしまったりする
・ 間食OK? 練習中にスナックを食べている人あり
・ お金持ちのとある紳士メンバーが楽譜や楽曲の CD 配布、休憩時の飲食のアレンジなどしてくれている模様。演奏会後は彼の別荘で BBQ パーティーがあるそうな。
・ オケの乱立がなく弦楽器が人気なので弦楽器奏者は日本ほどアマオケ業界に弦楽器奏者不足がない

あとは結構同じかも。

メンバーの一人が「我々はアマだけど serious だ」と言っていたように、飲み会とか交流とかでなく音楽だけを目当てに来ている真面目なオケという印象。

今回は自閉症の人のための施設へのチャリティー。

ちなみに同乗者の 2nd バイオリンの人は野村證券で働いているとの事だった。
紹介されるとき「彼はナカムラという投資銀行に勤めているよ」と言われたので、アンパンが香港の夜景の間を飛行してゆき唾液を飲み込む。