2008/02/25

香港部屋探し2 調査調査調査

物件探し初日が終わったところで、会社の家賃援助はあまりできないことが判明したので、若干方向転換することになった。海外赴任であれば会社が家賃を出してくれて、とても広くビューの良い部屋で夢のような生活をしているというような話がよく聞こえてくるのだが、うちのケースは転籍的な扱いなので、家賃も交通費も自腹という香港スタイル。

何分無職なので時間はある。ネットでもっと幅広く物件検索をしてみた。これを元によさげな物件を問い合わせなどをしてみたのだが、ほとんどがもうなくなっていた。物件の動きが早いのは日本と同じなのだが、香港では何年も前になくなっている物件がネット上に残っていたりして混乱させられる。香港では最近不動産投機が盛んで、かなりの値上がりが発生しており、ネット情報では相場すらつかめない。よって、日本同様、地元の不動産巡りなどが重要となる。

香港ではマンションは部屋毎に個人持ちになっており、部屋の内装や装備されている家具はその持ち主の意向によって大きく変わる。そのため、同じマンションの同じタイプの部屋でも、ビューを確かめる以外にも実際にその部屋に行って見て部屋の様子を確認する必要が出てくる。
中に、望遠鏡が部屋に装備されている物件があった。部屋は遠くが見渡せるようなビューはなく、香港で星を観察しているとも思いがたいので、目的はあれか??

家賃も家主が決めるので、いいところが高いとは限らないので、それなりに見る目が必要である。ただ、この家賃は最高値で、交渉によって下がるのが通常である。5%~下がる印象。まったく同じ物件でも仲介業者によって値段が違うこともあるので、各自で上乗せしているところもあるようだ。

さて、次の一歩としてネットからメールや電話で問い合わせをしたり、他の業者にも見せてもらったりした。エイブル香港などは、日本人と通訳、運転手、現地案内役の4人がかりで案内してくれた。西九龍のオリンピックという港横の新興住宅地域を見せてもらった。ここは初日にも見せてもらっていたが、周囲に工事中が多く高速道路が多少うるさいのと部屋が狭かったのだけが印象に残っていていたが、色々回った後で見ると同じような物件でも狭さになれて普通に思えてきた。周囲は広々しているし、旺角(モンコック)にも隣接していて香港ならではのごちゃごちゃも楽しめそうだった。

ここもいいなと思いつつ、夜はホンハム( 紅磡 Hung Hom )を妻とのぞきにゆく。バス通勤も視野に入れて、ローカル色の強い場所も近めの九龍の東側をせめてみることにしたのだ。中環 からフェリーかバスで15分ほど。ここはちょっと今まで見たところよりもローカル色がある。といっても、住宅が広がっている大陸につながる駅の周辺は歴史のあるニュータウンという感じなのだが、生活臭がして面白そうである。バスもたくさんあって不便ではなさそうだし、一気に気に入る。

現地の不動産に飛び込んで、一つ物件を見せてもらったら悪くない。伝統的に日本人が多い地域らしく、実際に結構日本人を見た。ということで、ホンハムも候補地に。整理するために今まで見せてもらった物件に点数評価を入れて、評価項目によって重み付け、価格で割ってコストパフォーマンスを出したりして客観的な比較をしてみることにした(写真のようなものを作った)。結果、ホンハムとオリンピックに絞られつつあった。

そんなこんなしつつ、会社の紹介してくれたエージェントは次のアクションを迫るので、ホンハムの物件を見せてもらうことにした。

参照ページ
エイブル香港 http://www.able-hk.com/index.asp
GoHome http://www.gohome.com.hk/english/home.asp?

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