2008/02/25

香港部屋探し1 とりあえずまわる






初日にまわったのはすべて新しめの超高層マンション。どれも 50F建てくらい。
(その後もすべてそうだった。よほど郊外にいかない限り外国人が住むような場所はそういうところしかなさそう)
大規模なマンションにはどれも共用のプールとかジムなんかが入っていて便利そうだし、つくりがやたらとゴージャスな感じになっている。どれも東京にはないような規模でマンション郡が立っており、無理やり立ち退きをやっているか海を埋め立てるかしているっぽい。


最初にびっくりしたのは、部屋の狭さ。香港では部屋の広さ表示に共用部分の面積が混じっているので、数値から来る予測より格段に狭い。また、物件によって同じ表示(フィート表示なのだが)でも実際の部屋の大きさがまちまちで物を見るまで予測しにくい。
当初は 55m2くらいでいいかと思って 600sqft の数字を出していたのだが、困ったことにそのあたりのサイズだとベッドルームは4畳くらいしかなくかつ収納がないので、日本から運ぶベッドを入れるとリビングのドアからベッドの上に直接ジャンプしなければならないくらいになりそうだった。香港で都市部に住みたかったら海外から大型家具を運ぶのはあまりよろしくない。


それでずいぶんと物件を絞り込む羽目になり、生き残ったのはやや郊外(といっても中心まで電車で10分くらい)にある青衣というところのものと、都心、九龍にある会社まで歩いてゆける物件。
前者は空気もおいしく景色も広々としているし、地下に降りれば大きなショッピングモールと地下鉄駅が直結されていて便利。広い割りには比較的安い。後者もショッピングモール、駅直結なのは同じ。こちらは香港の夜景が満喫でき、共用部分が鬼のごとく充実している。マンション内にレストラン、プール、ジム、スパ、図書館から体育館までついている。家にいる時間が多くなりそうだし、1年だけだし住居に超贅沢するのもよい思い出かなと惹かれるものがある。
どちらも最近開発された場所で、ローカルな雰囲気を楽しむことはできないのがちょっと寂しいが、とりあえずこのあたりで迷うことにした。


エージェントは運転手つきで1日色々つれまわしてくれ、夜ご飯までごちそうしてくれた。日本同様、契約取れてなんぼの世界なので、ここまで投資して契約とれないとつらいだろうなと思うけれど、それはどの業界も似たようなもの。


東京以外で物件探しなんてしたことなかったので、面白かった。

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