2008/08/14

オリンピック観戦記 馬術

オリンピックを見てきた。
チケットを手に入れたのは馬術の Dressage(ドレサージュ)。
それがなんのことかもあまりしらないままに。

開催は暑さを避けての朝と夜。夜の部に行ってきた。
郊外が会場なので、空気は悪くない。
駅から無料のシャトルバスが次々と出てゆく。

そして、会場のセキュリティチェックで10分ほど並ぶ。
土産物屋もかなり並ばなければ入ることができない。
皆、各所での記念撮影に余念がない。

肝心の競技は、馬に決められた動きをさせるというものであった。
馬に色々なステップを踏ませたりは知らせたり回らせたり、決められた動作をいかに正確に優雅にこなせるかを競うものであった。
日本語で馬場馬術というらしい。
http://zookan.lin.go.jp/kototen/uma/u421_2.htm


FM放送で聴くことのできる解説を聴かないと、何がポイントなのかはいまいちわからない。
最初のうちは馬術スタイルをそれなりに楽しんでいたが、それぞれの演技の違いがよく分からないので、はっきりいって飽きる。

そもそも、この競技はオリンピック種目として適切なのだろうか。
オリンピックの定義は定かではないが、身体能力を競い合うもの というのが単純な理解。野球の方がまだオリンピック適だというのが多くの人の直感だと思う。
フランス発のスポーツが他にないから残っているとか?というような政治的な力学も感じてしまう。

出演者は年寄りが多い。
身体能力はさほど必要とされないので、強い人は永遠に強いまま。
馬の調教と操作に突出した人がいれば、50年とかその人が金メダルを取り続けて他の国の人は・・・ということが起こりうるのもなんだかなあと感じてしまうのであった。

平日の夜ということもあり、進むに釣れ人々も引き上げてゆく。
我々も後半途中で引き上げた。
燃えはしないものの、お祭りムードをちょっとだけ味わえた、よい体験ではありました。

あ、燃えたといえば、頭に聖火

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