2008/07/30

日本人オケに入団

前回参加した SAR Philharmonic の次回の演奏会に予定が合わないのもあり、新しいオケを探してみた。

前回学んだのは、言葉の壁の厚さ。
お互いに母国語ではないためストレスのかかる英語でのやりとりでは、時間をかけていかないとお互いに仲良くなるのが難しいと感じた。オケの中には外国人がそれなりにいるが、結局自分の母国語をしゃべる人たちと固まる傾向ができてしまうようだった。
挨拶してちょっと雑談してということはできるが、それ以上となるには何度も演奏会を重ねて時間をすごす必要があると思われた。そのオケは皆平日の夜(休日は家族と過ごすため原則練習はしない、とのことだった)にに練習をしてすぐ帰る、という文化だったこともあり。
私にはそういう絆を深める時間もあまり残されていない。

ということで、今度は日本人オケに参加してみることにした。
アンサンブル・ディマンシュ(香港)
http://www.geocities.jp/hkdimanche/

→ 2008/10月にHP移転 http://hkdimanche.web.fc2.com/

団にはビオラのレギュラーメンバーがいないということ。
ビオラの欠けた弦楽は寂しいので是非弾きたいところだったが、楽器を日本においてきてしまった。
しかし、運よく団の楽器があるというのので、お借りしてビオラを弾くことに。

みずしらずの人に楽器を貸してくれるなんて信用力が高いのだろう在港日本人(?)と
感動しつつ楽譜も送っていただく。

曲は田園1,4,5楽章、マイスタージンガー、カルメンや、子供もたくさん聴きに来るので映画音楽など。

週末に練習初回に加わったが、人が少ない分、アンサンブル的な楽しさがあった。パートが独りだから緊張感があり、休符等数えるのにも気合が入る。
指揮の指導も面白い。前のオケでの英語の指導は細かなニュアンスが入ったり雑知識話がはいったりとかいうのはとても少なかったので、やはり言葉が分かると楽だなあと思ったのだった。

そしてその指導も人数が少ないだけにすぐに浸透するので練習した感がある。
そのかわり本番間近にエキストラがたくさん加わることによって効果がかきけされるリスクが高い。なんとか避けたいところ。

たまたま、情報雑誌のコンシエルジュの取材も来ていたので、宣伝になって更に人数が増えることを期待。

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