2008/06/12

演奏会直前 / オケ関連もろもろ

いよいよ今週末がマーラー9番本番。

毎日ちゃんと練習して細かいところはほぼ暗譜した。
コンスタントに難しい曲を練習したお陰で、人生で一番に指が回る状態にまで戻ったかも。
この楽曲の難しさは 転調&臨時記号の多発、リズムのとりにくさなど色々だが、重音や装飾音がやたら多いのが一番と感じた。特に2楽章・・・これを楽譜どおりきちんと弾くのは大変である。それを弾くためのポジションを選んでいかないといけないしで、暗譜しない限り素人では弾ききれない(そもそも音符は小さいので定位置からは読めない)。
逆にそれらを無視すればぐっと難易度が下がる。

ちなみにそのオケでは、セカンドバイオリンの人々は未だに多くの人が特に装飾音を無視している。先日トップサイドで弾いたが、トップの人まで装飾音の相当を弾いていなかったのでびびった。まあ、弾かなくても素人耳には違いないだろうし、社会人の限られた時間での練習の中でだからしょうがないよなと思うのだった。

<弦交換>
弦の交換も怖いくらいに忘れていたので、2週間ほど前に2年ぶりくらいに交換。
そうしたら楽器の音も湿気負けに打ち勝つくらい蘇った。やっぱりちゃんと変えないとだめね・・・。

ちなみにドミナントのセットが 300$ と日本とあまり変わらない。ガット弦は日本に比べるととても安いのだが、湿気であっという間に切れてしまうという話を聴いたので帰国前にでも買って帰ろうかと思う。

<このオーケストラの特徴>
演奏会のチケットはただ、ただし要寄付、という制度でチャリティーとしているらしい。

そしてこのオケ、参加費が不要というのがなかなか珍しい。
練習会場は小学校で、年に数回、そこの子供のために演奏する、という条件でただで借りているとのこと。ちょうどよい広さで、時間を気にせず使える(練習は基本22時までだが)とても恵まれている場所である。
諸経費はお金持ちの発起人達(もともとお医者様のオケだったとのこと)が負担してくれている模様である。

休日に練習がないのは「休日は家族のため」ということのようだ。日本と香港の文化の違い?

ちなみに打ち上げは演奏会翌日の夜に改めて集合して実施、である。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

相変わらず、TOSH&DONUT のブログは面白いねぇ~(笑)。カヤバのオフィスで、読破しちゃったよ。(TOSHさんは、体に変調をきたしてるようですが。。大丈夫カナ?)

TOSHさんは、今週末、オケ本番ですな!オケ@香港とかって、かっけーなぁ~。週末、あいこマンとUddy さんが応援に駆けつけるようなので、がむばって!

DONUTもドラゴンボートで優勝を目指せや!
(ドラゴンボートって、名前がすごいね~)

ふくまさ

tosh さんのコメント...

ふくまささん、お久しぶりです。

おかげまさで身体は今は普通になったよ。
本日は自分はオケの直前練習、その間3人は中国本土へ旅立ってしまいました。
そして帰国後夜にコンサートに来てくれることになっとります。

がむばる