彼女が以前見かけて気になっていたというセントラルにあるフレンチに行くことに。
Chez Patrik
ウェイターは、かなりフランス語気味な英語をしゃべるので、フランス人とすぐに分かった。それと分かるように、わざとなまったのかもしれない。
(これに触発され、自分も寿司職人になった暁には、磨きをかけたジャパニーズイングリッシュをしゃべるぞと思った)
彼は「あなたたちは日本人? 実は私の彼女は日本人」と、プライベートな情報を教えてくれた。
こちらも、「日本人です」ということで、ミシュランの審査に来ているわけではないという実用的な情報をお返しする。
私は、前菜にフォアグラをチョコソースと(中略)、メインにラムの(中略)(以下略)。
各皿のボリュームは我々のフレンチのイメージとは違ってそこそこあり、前菜+メイン+デザートでおなか一杯。
結論的に言うと、まあまあといったところ。
ローカルの香港的フレンチとは違ってちゃんとしたフレンチであり、おいしかったけれど、特別に感動するものはない。
サービスも普通。広くないし、客もたくさんいなかったので、アットホームな感じ。
香港ではせっかくの機会だしとか、友人が来たのに合わせたりで、おいしい物を食べる機会が増え、食において感動するためには本当に特別なものを食べないといけない状況になっている気がした。 同時に、夜景とかホテルなどのシチュエーションに対する感動も薄まっていると思う。
特別な機会に感動をするためにはこの贅沢病を脱却しなければ。
日本に帰ったらしばらく慎ましく生きようと思うのだった。
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